バイクを買って早々に装着した
スフィアライト社の
LEDヘッドライトのライジング2。
▼ 装着した時の記事はこちら
ハロゲンランプと比較しても真っ白い光で
明るさも十分満足のいく発光量で、気に入っていましたが
装着して3年と11カ月、2万5000キロで
ロービーム/ハイビームが勝ってに切り替わる現象が発生しました。
しかもスイッチではHi / Low が切り替え出来ず
コンピューターの故障だと考えられます。
ヘッドライトは点灯するのですが、この状態ではもう使い物になりません。
LEDヘッドライトはよく
ハロゲンランプの20倍以上の寿命と宣伝されます。
▼ こんな感じです。
今回故障したのはライジング2です。
寿命5万時間との表記です。
私は実際にどれ位の使用時間だったのかを計算してみました。
2万5000キロで故障したので
1時間走行すると、平均して40キロ位の走行距離です。
40×630=25200。
つまり僅か630時間で故障したという事になります。
平均値を少し下げたとしても約700時間で故障した事になります。
これはハロゲンランプの800時間よりも寿命が短い結果となりました。
メーカーが出している数値は、あくまでもLEDライトの発光部分の理論寿命を出している訳ですが、コンピューターが故障すれば
事実上ヘッドライトとしての機能は損なわれてしまう訳で、それが製品寿命と考えるのが普通です。
つまり厳しい言い方をすれば5万時間と謳っている製品寿命は
誇大広告と言えます。
LEDの発光部は確かに高い耐久性がありますが、肝心のコンピューターの基盤部分が先に壊れてしまうので
実際の寿命はハロゲンランプと比較した時には
同等か、ハロゲンランプ以下だと思われます。
またこのライジング2ですが、ハイビームを10秒以上点灯するとチカチカと点滅してしまうという
かなり困ったライトでした。
それらの点を踏まえて今回は、リピートはせず
ハロゲンランプに復帰する事にしました。
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ちなみにライジング2は15000円位します。
このオレンジ色の明かりはあまり好みでは無いのですが
仕方ありません。
ちなみにハロゲンランプでも、白い光を発光するタイプが各社から出ていますが
あれは高効率にして、白い光を発光させてるので、一般のハロゲンランプよりも寿命が短いです。
私は相当前に自動車に高効率のハロゲンランプを装着した事が有りますが、ほんの2カ月で片方が切れてしまい
もう2度と買わないと決めました。
現在はどの程度寿命が延びたのかは分かりませんが
バイクは四輪車と違い、ヘッドライトが1つしかないので
(一部2灯タイプもあります)
夜間走行中に切れてしまったら、即事故に繋がってしまいます。
なのでバイクに使用する際は、寿命が長い一般のハロゲンランプが最適となります。
今後技術革新で5万キロ、10年位の耐久性を持った
LEDライトが発売されるまでは、ハロゲンランプで行く事にします。