KSR110 キャブレター 取り外し 徹底解説

それではキャブレターをオーバーホールをする為に
まずは車体からキャブレターを撤去する手順を徹底解説します。

まず写真のカウルを外します。

カウルを外すと見えました。
これがキャブレターです。

アップします。

次にキャブの右側のシュラウドのステーの

ボルト2本を外します。

撤去するとこんな感じです。

大分作業空間が出来ました。

次にチョークワイヤーを外します。

チョークワイヤーの外し方は

ワイヤーを反対方向に引っ張りながら

ワイヤーストッパー(ワイヤーの先にあるハンマー)を

溝が有る方向に引っ張れば簡単に抜けます。

恐らく手では抜けないので

ペンチの様なもの(KSRのツールボックスに同梱)で

引っ張って抜けば簡単です。

 

※ここはワイヤー受けがプラスティックなので

絶対にコジったりはしないでください。

 

固定部分がすぐに壊れます。

次に反対側のカウルを外します。

そしてエアクリーナーのカバーを外します。

エアクリーナーボックスを固定している

ボルトを外します。

これでエアークリーナーボックスがフリーになり

キャブから簡単に抜く事が出来ます。

これでキャブレターの周りがすっきりしました。

そして次はプラグコードを抜きます。

引っ張るだけで抜けます。

そしてキャブ内に溜まっているガソリンをここで抜いておきます。

まず必ず燃料コックを【OFF】の位置に回してください。

次にドレンホースの下に受け皿を置いてください。

※ガソリンは引火性が強いので作業中は注意してください。
タバコ厳禁!

このキャブレターの一番下についている
ドレンボルトをマイナスドライバーで緩めます。

そうするとガソリンがキャブ内のガソリンが
ドレンホースから出てきます。

抜いたガソリンは燃料タンクに再度入れるか

ガソリンは揮発性が高いので

浴室に置いて換気扇を回しておけばすぐに蒸発して無くなります。

火の気が無いように管理された環境で行ってください。

次にエンジン側のダクトのボルトを外します。

2か所緩めて下さい。

次に燃料ホースを外します。

固定バンドのツマミを挟んで緩めながら

奥にずらします。

固着しているので

マイナスドライバーでやさしくこじります。

一度動けば後は手でも引き抜けます。

次にニードルジェットのカバーを外します。

ウォーターポンププライヤー等で回せます。

カバーを外したら今度は中に在るニードルジェットを外します

これがジェットニードルです。

外し方はバネだけを矢印の方向に縮めて
ジェットニードルの内側よりもバネが縮めば簡単に抜けます。

そしたらワイヤーの頭のストッパーをずらして
ワイヤーを外せば完了です。

次にブローバイホースだと思われるものを外します。

写真では分かりやすくする為にホースを挟んでいますが

ホースを挟んで引っ張ってはいけません。

ホースが痛んでしまいます。

そしてエアクリーナーダクトを外します。

この固定バンドのビスを緩めます。

 

手で回して引っ張ります

固着して抜けない場合はマイナスドライバーでやさしくこじります。

次にキャブヒーターのコネクターを二ヶ所外します。

上に引き抜くだけで簡単に抜けます。

はい、これでキャブが車体から分離出来ました。

最後にインテークマニホールドのダクトを
ペーパーキッチンかウエス等で塞いでおきましょう。

次は外したキャブレターのオーバーホールに入っていきます。

▼こちらです。

キャブレター オーバーホール 徹底解説

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)