セルフメンテで維持費を大幅節約!

さてバイクを所有するという事は、人生に彩りを添える趣味の1つです。

しかしバイクを所有すると問題になるのが"維持費"です。

 

125cc程度なら税金も安く、消耗品の費用も安く抑える事が出来ます。

 

しかしバイクも中型~大型バイクとなると、維持費がそれなりにかかってくる事になります。

 

私は現在110ccのバイクと650ccのバイク、計2台所有しています。

 

区分的には原付2種大型自動二輪になります。

 

 

そう聞くと2台もバイクを持っていると、維持費が大変なんじゃないかと思う人も居るかもしれません。

 

しかし結論から言うと全然大した事ありません

 

 

もちろん私はお金持ちではありません

私がお金持ちなら整備のブログ等やらずに、お金を払って整備工場にメンテナンスを依頼しているでしょう。

 

 

では実際に私が払っている大型バイクの維持費を見ていきましょう。

 

2017年に新車で購入したバルカンS

価格は90万円程でした。

現在走行距離は約29000キロです。

 

 

購入から現在まで7年間実際にかかった費用を見ていきます。

 

 

まず必要なのがオイル交換の料金です。

これは基本的に購入したレッドバロンでやってもらっています。

 

オイルリザーブ制度を利用していて、バイクを購入する時に

20リットル分エンジンオイルを購入して、その都度交換工賃だけ支払うシステムです。

 

エンジンオイル交換料金640円です

ちなみにオイルエレメントも交換してもらうと

オイルエレメント込みで2130円です。

 

現在10回オイル交換を実施しています。

その間オイルエレメント3回交換しています。

 

その内2回だけ自分でオイル交換をしました

 

という言訳でエンジンオイル、エレメントの交換費用の合計を見ていきましょう。

 

エンジンオイルのみ交換工賃 × 6回 = 5120円

エンジンオイル&オイルエレメント交換工賃&エレメント代 × 2回 = 4260円


セルフメンテ

エンジンオイル 4リットル 3700円

エンジンオイルエレメント 1300円

 

合計 14380円

 

 

そしてブレーキフルードの交換です。

 

 

ブレーキフルードについては自分で交換しています。

 

ブレーキフルード交換 2回

DOT4 500mm 1300円

セルフメンテ

合計 1300円

 

 

後輪タイヤ 交換

純正 ダンロップ スポーツマックスD220 ST 160/60-R17M/C 69H

日本一周中だったので旅先のレッドバロンで交換してもらいました。

タイヤ&交換工賃込み 30780円

 

 

前輪タイヤ交換

純正 ダンロップ スポーツマックスD220 ST 120/70-18

これも日本一周中です。

 

タイヤ&交換工賃込み 25220円

 

 

後輪タイヤ交換 2回目

ピレリ  ANGEL GT 160/60ZR17 M/C TL (69W)

タイヤ代 15229円

タイヤ組み込み費用 1595円

合計16324円

 

この時はバイクからホイールを自分で外して、整備工場に持ち込みしたので格安でした。

またタイヤも純正のダンロップよりも安い、ピレリの物にしました。

 

 

フロントフォークオイルの交換

走行距離14000キロを超えた辺りからサスの動きが悪くなってきました。

日本一周をしていたので、フォークオイルを交換したのは22000キロの時でした。

 

フォークオイル カワサキGー10 2070円

セルフメンテの為オイル代のみ

 

合計 2070円

 

 

スパークプラグ交換

セルフメンテの為部品代のみ

CR9EIA-9 6289 ×2本 2700円

 

合計 2700円

 

バルカンSはプラグにアクセスするのに

タンクを外さなくてはならないので面倒です。

バイク タンク外し方 解説

 

 

冷却水交換

セルフメンテの為部品代のみ

クーラント液 1600円

 

合計 1600円

 

 

バッテリー交換

7年目でバッテリー交換しました。

GSユアサYTZ10S 12000円

 

合計 12000円

 

バッテリーはネットで購入して自分で交換しました。

廃バッテリーは近くのカー用品店で無料で引き取ってもらいました。

 

 

そして車検代です。

新車なので初回は3年になります。

 

車検は全てユーザー車検で自分で通しています。

 

印紙代 400円

証紙代 1300円

重量税 3800円

自賠責 9270円

合計 14770円

 

という訳で車検は大型バイクでもユーザー車検なら

大体1万5千円位です。

 

車検3回分

合計45000円

 

 

以上がこれまでにかかった整備に関する費用です。

ちなみにこの費用にはカスタム等の費用は入れていません。

 

あくまでもメンテナンス代のみのコストと車検代という

バイクを維持するのに最低限の費用を入れています。

 

 

そしてこの他に毎年4月に自動車税がかかります。

大畑バイクの自動車税6000円です。

6000円 ×7= 48000円

 

その他に任意保険代もかかります。

 

これは年齢によって金額が違います。

若い人は保険代が高いです。

 

私の場合は大体1ヵ月2000円位です。

 

2000円 × 87 = 174000円

 

7年間で17万4千円。

 

トータル 37万3874円

 

これを7年で割ると5万3410円

 

どうでしょうか? 実際そんなにはお金はかからないと思います。

 

しかもこれ今回車検を取得したばかりで、来年の車検費用は掛かりません。

 

これを見て気付いた方も居ると思いますが

中型以上のバイクを所有して、最もお金がかかるのが

"点検整備費用"なんです。

 

つまりこの最もコストがかかる部分を自分でやれば、大型バイクを所有するハードルはグンと下がる訳です。

 

しかし自分でバイクをメンテナンスをするという事は、消耗品の交換サイクルを知っておかなくてはいけません。

 

ハッキリ言うと、セルフメンテナンスはこの消耗品の交換サイクルを知る事が肝です。

 

適正な交換サイクルを知る事で、バイクを良い状態で尚且つ最低限のコストで維持する事が出来ます。

 

という訳で、中型、大型バイクの維持

セルフメンテナンスで誰でも実現できます

 

 

余談ですが中型バイク大型バイクも、維持費はそんなに変わりません。

 

ただSS等のスーパースポーツバイクタイヤ代が高い位です。

 

 

という訳で、セルフメンテナンスで好きなバイクを、末永く維持してみてはいかがでしょうか。

 

 

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