私の軽のバッテリーが今年の冬は
目立って弱くなっています。
調子の良いバッテリーはセルを回すと
「キッキキキ……ボン!」
という感じでエンジンが始動しますが
今の状態はセルを回すと
「ガシャシャシャシャシャ……ボン!」
という感じです。
一応電圧を計ってみます。
何とまだ(12.6ボルト)出しています。
優秀だ!
電圧だけで見ると正常値です。
このバッテリー来月で7年という大台を目指していたのですが
ついこの間イオンから帰る際にエンジンをかけると
外気温が3度位と極端に寒かったことも有り
セルの回転がもう虫の息でした。
流石に真冬でJAFを呼ぶような事は避けたいので
残念ながら7年の記録を目前に
新しいバッテリーに交換する事にしました。
まあ別にそこまでして7年の記録にこだわる必要も無いのですが。
ちなみに今回のバッテリーは
2012年の2月に交換したので
6年10カ月間の使用期間でした。
結構持った方だと思います。
そして現在のバッテリーの同等品を探していると
パナソニック製のバッテリーが高品質で
低価格である事が分りました。
(44B19L)能力がワンランク高いです。
3年&8万キロ 保証
(充電制御車対応)
しかも安い!
現在使用していたのが
(40B19L)です。
それがパナソニック製は
(44B19L)34AH※五時間率
なので10%も能力が上がっています。
※頭の数字は電流容量の数字ではありません。
それにしてもバッテリーの進化をつくづく実感します。
20年位前は軽のバッテリーと言えば
(34B19L)27AH※5時間率
というのが一般的でした。
それから比べると
30%も能力が上がっています。
いやはやバッテリーの進化も大したものです。
という事でヤフーショッピングでポチって
すぐにバッテリーが到着しました。
外観がカッコいい!
なんかガンダムの様なカラフルなバッテリーです。
何とこのバッテリー従来比で
1、35倍の高寿命との事です。
という事は恐らくこのバッテリーは7年どころか
10年は持ちそうな予感がします。
(それは大袈裟かな)
しかもこれでもまだ下位モデルというから驚きです。
上位モデルは
(60B19L)という驚異的な容量です。
ここまで来ると19サイズのバッテリーで
一昔前の2000ccクラスの24サイズの性能です。
※60B19Lの実際の電流容量は
(36AH 五時間率)なので
一般的なバッテリー性能表記でみると大分小さいです。
(一般的には60クラスでは50AH程が普通です)
実際には46B19L相当と考えて良いでしょう。
という訳で早速届いたバッテリーの電圧を計ってみました。
12.6ボルト 正常値です。
不思議と以前のバッテリーと電圧値は同じです。
逆に言うとバッテリーの調子を計るのに
電圧を調べるという事が
いかに不正確という事が分りました。
電圧が正常値=バッテリーは正常では無い訳です。
いくら12.6ボルトを出していて
セルを回すのに十分な電圧が有っても
バッテリー内部の電極版が劣化していて
バッテリー本体に蓄える事の出来る総電流が小さくなっているのです。
簡単に説明すると12.6ボルトを出すだけなら
乾電池を直列に9本繋げれば
13.5ボルトの電圧が発生します。
ですがもちろん自動車のエンジンをかける事は出来ません。
電流が小さ過ぎるからです。
という訳でバッテリーの本質的な寿命判定は
外観や電圧では完全に分からず
最終的には経年数や走行距離で判断するしかありません。
さてバッテリーの重量を比較してみます。
まずは以前のバッテリー
液量レベルは全く減っている様子は無く
適量でしたので液量減の重量減は無いものと思われます。
(8.6キロ)でした。
続いて新しいパナソニック製バッテリー
パナソニック製バッテリーは公称値(9,1Kg)
ですが実際には
(880g)
とパナの方が200g重いです。
しかし性能はパナの方が(10%)高いのに対して
重量比では(2.4%)しか重量増しておらず
総合的には圧倒的にパナソニック製の性能を評価します。
という訳で早速バッテリーを交換します。
バッテリーの交換は非常に簡単です。
まずバッテリーを車体から外します。
バッテリーを固定しているステーのナットを緩めます。
ナットは外す必要は有りません。
ある程度緩めると下のフックが外れます。
外れました。
次にバッテリー端子を外します。
バッテリー端子はまずマイナス側から外します。
外れました。
次にプラス側の端子を外します。
これでバッテリー端子が外れました。
あとはもち上げるだけでバッテリーは外れます。
お……重い……。
バッテリーが外れました。
それでは早速新しいバッテリーを載せます。
バッテリー端子を取り付ける手順は
取り外した時の逆順でプラス側から取り付けます。
この時1点だけコツが有ります。
端子金具が固くなっているので
マイナスドライバーで広げてあげないと
バッテリー端子の下の方まで行きません。
端子金具を広げて下に押し込んで
バッテリー端子と金具がしっかりと固定しているところで
締め付けましょう。
次にマイナス端子を取り付けます。
同様にマイナスドライバーで金具を広げて押し込みます。
バッテリーステーを締め付けて
バッテリー交換が完了しました。
エンジンルーム内でバッテリーだけが
ガンダムカラーで目立っています。
まるでパナソニック製の高品質ぶりを
アピールしているようです。
最後にバッテリーを取り付けた日付と
走行距離を記入します。
これをやらないと
後でバッテリーの交換日を調べる為に
書類を引っ張り出さなければならず
書類が見つからない場合は寿命判定も難しいものとなります。
エンジンを掛けてみると
(キーキキキッ……ブーン!)
と勢いよくセルが回りだして
軽くエンジンがかかりました。
これでバッテリーの不安が無くなりました。
またバッテリーを外すと
カーステレオのチャンネルや時計等がリセットされてしまうので再設定の必要が有ります。
それを防ぐ為には
メモリーバックアップを使用すれば問題ありません。
またハイブリッド車等は
今回の方法ではバッテリー交換できませんので注意してください。
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