今日はまるごとバナナとバナナポートの味比べをします。
ちなみにバナナポートとは東北で売られている、まるごとバナナの類似品です。
バナナボートはどういう訳か、東北でしか売られていません。
調べてみるとバナナボートは、あのまるごとバナナよりも歴史が古く、1955年に発売されたという事でした。
つまり元祖はバナナボートの方でした。
またバナナボートを製造しているたけや製パンと、まるごとバナナを製造する山崎製パンは、業務提携関係にあり
互いの工場で生産委託などをしているそうです。
つまりバチバチと戦っている訳ではありません。
という訳で食べ比べします。
まずは外観の特徴の違いを見ていきます。
まるごとバナナ
バナナポート
まるごとバナナ
バナナポート
外観はかなり違います。
まずまるごとバナナは両端からホイップクリームがはみ出ていて、ずっしりしています。
それに対してバナナボートは小ぶりで、軽いです。
そして次に味です。
まるごとバナナは口に入った瞬間に、ホイップクリームとバニラの香りが上品で、バナナの存在感も強く、流石全国シェアといったところです。
次にバナナボートを食べてみます。
まるごとバナナを食べた後にバナナボートを食べてみると、大きく違うのはパン生地です。
バナナボートはまるごとバナナの様な芳香さが無く、パン生地の甘味、コク、ふんわり感、パン生地自体の分量自体も薄くて、比べてしまうと圧倒的に物足りないです。
またバナナボートはバナナも小さくて、うまみ、ボリューム共に1段も2段も下という印象です。
結果はまるごとバナナの圧勝です。
全く忖度無しで評価してしまうと、こんな感じです。
しかし、まるごとバナナとバナナボートは価格がかなり違います。
まるごとバナナ 200円程度
バナナボート 120円程度
ダブルスコアほど価格が違います。
その為限られた予算内で作られるバナナボートは、たっぷりと材料費をかけられる、まるごとバナナに勝てる訳がありません。
これは例えるなら250ccのバイクと、400ccのバイクで直線勝負する様なものです。
そういったコストパフォーマンスを含めて再評価した場合は、この勝負
引き分けとします。