現在アメカジファッション好んで選んでいる為
気が付くと上着からボトムス、靴まで
全身アメカジとなっています。
靴では"レッドウィング"を愛用してる私ですが
オックスフォード プレーントゥ
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レッドウィングの良さは何といっても靴の強度です。
極厚レザーをグッドイヤーウェルテッド製法で作っているのでアウトソールを何度も交換出来る事から
10年~20年と長く履く事が出来ます。
(※使用状況によります)
そして登山ブーツ等を調べている中で
どうやらこの日本にレッドウィングを凌ぐほどの強度を持った靴が有るとの情報を得ました。
安藤製靴というメーカーです。
(実はカドヤのブーツ等を手掛けています)
知名度こそ無いですが
あのエベレスト最高齢登頂記録を誇る
三浦雄一郎さんの登山靴を手掛けた事も有る
70年以上も靴を作っている老舗の靴メーカーです。
そして早速サイトをチェックしてみると
中々の価格ですが何とアウトソールの縫い付け製法が
(ノルウェイジャンウェルテッド)ではないですか。
これはパラブーツ等で有名な極めて難しい製法です。
そして私の足幅(EEE)仕様の靴の設定が有ります。
私は都内に在る実店舗に行って購入しました。
これが安藤製靴の短靴モデルです。
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“OR2“という靴です。
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内側の作りも桁違いに頑丈です。
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革も店主曰く"3ミリ程度の極厚革"です。
……この靴本当にゴツイです……。
レッドウィングをもう4年履いているので
剛性感が上回っているのは履いてすぐにわかりました。
ただ個人的にはもう少し明るいカラー
ブラウンやキャメルが欲しかったのですが
靴のラインナップは黒や、ダークブラウンしかありません。
アイレット、シューレースも非常に大きくて丈夫そうです。
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これが最もストロングポイントの
ノルウェイジャンウェルテッド!
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サイドの"ギザウェルト"がその証です。
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その重厚感は見たこと無い位です。
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これは登山靴制作会社の培ってきたノウハウがしっかり効いていると感じます。
アウトソールはイタリアのビブラムソール
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もはや説明不要のクオリティです。
極厚レザー
ノルウェイジャンウェルテッド
ビブラムソール
このクオリティで( 38800円 ) 安いです。
ノルウェイジャンウェルテッドで有名な
パラブーツでは5,6万円は軽くします。
この靴非常に硬いので履き始めはしばらくの間
長時間歩くと足の両サイドが痛くなります。
実は購入後に中国に1カ月間滞在したのですが
1週間で足が痛くなって我慢できず
ウイグルで歩きやすい靴を買ってしまいました。
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そして中国にいる間は安藤製靴のOR2は
リュックに入れて中国を旅していました。
そんなOR2も
1週間程履いては痛くなってまたやめて
それでもまだ足が痛いので
靴先の甲を手で押して足先を広げてと
そんな努力を続ける事
2カ月……。
驚いた事に、足の甲からつま先部分にかけての甲革が横に広がって
オーダーメイドの様に足にぴったりのサイズになりました。
▼2カ月後
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▲甲の革が若干沈んでいるのが分かります。
ちなみにこれが購入時の写真です▼
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この僅か数ミリの革の変形で
革が足型にピッタリと合って馴染みました。
これで長時間履いてもへっちゃらになりました。
プレーントゥの靴は甲の上部が空洞になっていて
足のサイズの調整機構の様な働きをするようです。
この靴ぱっと見はフォーマルな印象も有るので
スーツ合わせてもそんなに違和感が有りません。
まあでもやっぱりチノパンやジーパンが
ベストマッチでしょうか。
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現在購入して2年5カ月経過。
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少し味も出てきたように思います。
レッドウィング同様、覚悟が必要な靴です。
これから私の長い相棒となってくれる事を期待してます。