現在は福井県の無料キャンプ場、刈安山キャンプ場に来ています。
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ここはかなり、のどかな所です。
海岸線沿いから近くアクセスも悪くない事も有ってか、2組ほどの利用者が居ました。
ちなみに余談ですが、これまでの経験上アクセスが悪い(市街地から遠い、道が悪い)キャンプ場程、利用者が少なく空いています。
キャンパーは自宅から近い場所から順番に、キャンプ場を探していくので
必然的に市街地から近いキャンプ場から埋まっていきます。
しかも市街地ほど人口が多いので、この法則が累進的になります。
一方、郊外ほど人口が少なくキャンパー人口も少ないので
山奥にあるキャンプ場の利用者は、私の様に遠くから来ている旅人だったり、登山者が中継地点として利用したりします。
テントに小さな虫が居ました。
ビニール袋に移して見てみると……
これはマダニです。
マダニは実は割と何処にでもいる害虫です。
日本全国に分布しています。
マダニは人にも吸血するので、要注意です。
マダニに刺されると日本紅斑熱、ライム病、ダニ媒介性脳炎、
(SFTS)重症熱性血小板減少症候群に感染する可能性があります。
SFTSはワクチン、治療法が無く非常に危険なウイルスです。
ただマダニが、全てこれらのウイルスを保有している訳では無く、必ずしもマダニに刺されたからと言って、ウイルスに感染するとは限りません。
この東屋で朝食を採ります。
朝食を採り終えて、そろそろ出発です。
今日はここからライダーにとっては、いつかは走ってみたい
千里浜渚ドライブウェイに行きます。
ここからは約96キロです。
千里浜渚ドライブウェイは知る人ぞ知る、海岸の砂浜を走る事が出来る場所です。
千葉や茨城にも、自動車が海岸の砂浜に乗り入れ出来る場所はありますが、それは駐車場として入れる程度の小さい区間でしかありません。
千里浜渚ドライブウェイは砂浜が8キロの最長の公道として、走る事が出来る特別な場所です。
出発です。
しばらく走って昼食休憩です。
吉野家
月見牛とじ御前
腹ごしらえをして、千里浜渚ドライブウェイへ向かいます。
それから走る事1時間ほどで到着しました。
千里浜渚ドライブウェイ!
…………!
今日は波が高いので通行禁止でした。
そうです、ここはいつも通れるところではありません。
波が高い日は通行止めになります。
関東から400キロ離れた、石川県の能登半島の手前まで来る事なんてもう無いので、もしかしたらもう一生走る事は無いかもしれません。
とりあえず砂浜を歩いてみます。
千里浜渚ドライブウェイ
思ったよりも砂浜は固く締まっていて、確かにこれなら自動車でも走る事が出来そうです。
残念ながら今日はビーチを走る事は出来ませんでしたが、気を取り直して能登半島を一周します。
ちなみに日本一周をする者として、能登半島を回るかどうかはとても悩ましいところです。
能登半島を回ると1日かかります。
もし能登半島をパスすると1時間で通過できます。
▼ 日本一周の定義とは
さて千里浜渚ドライブウェイを走る事は出来ませんでしたが、気を取り直して、能登半島を一周します。
能登半島に入って早速観光ポイントに来ました。
夫婦岩
左側の岩は中心に空洞があり、味わい深い形状です
次の観光ポイントであるヤセの断崖に行きます。
到着しました。
ヤセの断崖へは駐車場から100メートル程離れています。
ここから歩いて行きます。
海岸沿いでなので、見晴らしが素晴らしいです。
フクロウのモニュメントがありました。
【 支え合う 温かい手がすぐ側に 】
なんだかぬくもりのある、やさしい言葉が書かれています。
可愛らしいフクロウです。
そしてやってきました!
ヤセの断崖
見晴らしも良く、海岸線を一望できます。
そして断崖付近には……
……なるほど……
ここはいわゆる、自〇の名所のようです。
ここからさらに海岸の方に行ってみます。
「ヒョエーー!! 」
私は高所恐怖症なので、目が眩みそうです。
危ないのですぐに退散します。
次の観光ポイントである【義経の船隠し】へ行きます。
義経の船隠しへは、ヤセの断崖からそのまま歩いて行けます。
徒歩4分です。
やって来ました。
義経の船隠し
この岩の間の水路に義経は逃亡の為に、48隻もの船を隠したそうです。
能登半島の荒々しい断崖と海を眺めたところで、そろそろ今日の野営場に向かいます。
今日の野営場は輪島袖ヶ浜キャンプ場です。
ここから約42キロ。
出発します。
1時間程走って到着しました。
輪島 袖ヶ浜キャンプ場
無事にテントを張って就寝します。
今日の走行距離は202キロでした。
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