バイクで日本一周 7 愛知 トヨタ博物館偏

愛知県といえば、あの偉大な自動車メーカーである

トヨタ"のお膝元です。

 

今日はトヨタ博物館へ行きます。

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日本一周 6 愛知 滝頭山へハイキング偏

 

連日の雨でテント内が常に湿気が充満して

快適とは言えない状態が続きます。

その為シャツや靴下は3足しか持って来ていないので

もうストックが有りません。

今日で田原市を去って、名古屋へ向かいます。

 

さて雨の降る中、出発になります。

やはりこういう時にエンジニアブーツは非常に頼りになります。

 

雨の中一日走っても、ウェルト部分の縫い目から雨が染み込んできますが、つま先以外は濡れる事は有りません。

さて出発します。

 

 

トヨタ博物館までは約83キロです。

出発してすぐに給油します。

 

給油を終えて走り始めます。

 

少し走ると雨が止んできました。

雨が止むと路面のグリップや、マンホール通過時のスリップの懸念も少なくなり、気分も上向いてきます。

 

2時間程走って到着しました。

トヨタ博物館

 

二輪用の駐輪場が有りました。

しかし流石に大型バイクの為に

車体が屋根からはみ出てしまいます。

さてこれからトヨタ博物館を見ていきます。

 

 

 

 

トヨタ初の量産型自動車

AA型乗用車 1936年に発売されました。

 

水冷6直列気筒エンジン

3400cc

65馬力

最高速 約110キロ

 

デザインはクライスラー社のデソート・エアフローに影響を受けて

エンジンはアメリカ製エンジンを模倣したものでした。

 

つまり戦前に作られたトヨタ製初の自動車は

デザインもエンジンも、アメリカ製の自動車をコピーした物でした。

 

つまりは先進国の仲間入りした日本も、昔は途上国と同じ手法で技術をコピーして自国生産していた訳です。

 

 

そしてこれが世界で初めて

ガソリンエンジン車という事です。

1886年ベンツ社によって開発された

水冷4サイクル単気筒エンジン

1000cc

0.6~0.9馬力

最高速度15キロ

 

 

それから133年経った今の

現在は1000ccで最高性能を誇るのは

川崎重工のH2Rです。

エンジンは水冷4サイクル四気筒で

310馬力(ラムエア加圧時326馬力)

最高速は何と400キロ

 

133年経った今では、出力では

340倍までになりました。

 

技術革新の進歩の拡大を感じます。

 

 

向こう130年で同じ様に数値が上がるとしたら

310馬力×340倍=105400馬力

 

しかし初めてのガソリンエンジンのシステムでは、非常に非効率で燃焼していたので、それから130年の間に

ガソリンを効率的に燃焼させる技術が急激に発展しました。

 

しかし今はガソリンを既に理論空燃比に近い数値で燃焼していて、これ以上ガソリンを燃焼させる事で得られる出力を、飛躍的に上げる事は物理的に不可能に近いので

130年後には別のパワーソースで飛躍的に出力を上げるでしょう。

 

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