車やバイクを長く乗っていると
足回りの整備の必要性を認識してくると思います。
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若い時は足回りと言えば
タイヤとサスペンションでしょ?
というザックリだった知識も
(四輪車)タイロッドエンドブーツや
ロワアームのボールジョイントのブーツ
ホイールのエアバルブ
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ブレーキ系は
マスターシリンダーの
ピストンカップ
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とダストカバー
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ブレーキホース
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自分の車がディスクブレーキなら
キャリパーピストンシール
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にダストブーツ
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ドラムブレーキなら
ホイールシリンダーの
ピストンカップとダストブーツ。
という具合に足回りだけでも
車には(バイクを含む)様々なゴム製パーツが使われています。
その他にも
水冷エンジンならラジエーターホース
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もゴム製パーツなので
基本的には10年以上経過したものに関しては
交換の必要性が出てきます。
実際には15年位は持ちます。
またラジエーターに使用されている
ラジエーターバルブ
ラジエーターバルブは冷却水が一定の温度に達すると
開いて冷却水をエンジンに循環させるパーツです。
ラジエーターバルブも中のスプリングが劣化するので
10万キロや10年以上経過したものは
交換の必要性が出てきます。
と言っても
これらのゴム製パーツと言うのは
劣化してもあまり体感できる部品では無いものもあり
液漏れするまでは交換しないという事も有ります。
実際15年経過している車に乗っていて
まだ一度もこれらのゴム製パーツを交換していない
ケースも結構あると思います。
ディーラー等で車検を依頼している方は
ディーラーで点検、交換を実施しているので心配ありませんが
今流行りの格安車検の場合は
基本的に足回りをばらしてオーバーホールなんてしないので
点検&書類作成で済ましてしまいます。
もちろんそれで車検は通ってしまうので
場合によってはゴム製パーツを全く交換していない
というケースが出てきます。
またゴム製パーツは
ブレーキ系、ラジエーター系に多用されているので
問題が起こった時と言うのは
かなりシビアな状況になります。
ラジエーターホースの劣化の場合は
冷却水漏れでオーバーヒート。
ブレーキ類の液漏れは
制動不能による事故。
操舵系の場合はあまり深刻な事態にはなりませんが
動きが渋くなってジョイント部が錆びると修理代が高いです。
(四輪車の場合)
と言う訳で
自分の自動車(バイクを含む)が
新車より10年以上経過している場合は
ゴム製パーツのリフレッシュを考えましょう。
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