世界には様々なバイクが存在しますが
現行モデルの最も良く出来たバイクは何なのか?
と考えた時に、私が思うのは
レブル250です。
何故レブル250が優れたバイクなのかというと
バイクとしてとてもバランスが良いからです。
レブル250の特徴と言えば
■ 誰でも乗れるシート高と、軽さ
■ 普遍的なアメリカンスタイル
■ 回すとパワフルなエンジン
■ 維持費の安さ
これらをうまくまとめたバイクは、実は中々在りません。
パワーが有るバイクが好きならH2を買えば良いですし
アメリカンスタイルが好きならハーレーです。
軽くてシート高が低いバイクなら
アドレス125が最強です。
つまりこれらのポイントを全て兼ね備えたバイクは
実は目を凝らして探しても、中々在りません。
ドラッグスター250は、レブル250と似ていますが
エンジンが全く違います。
ドラッグスター250のエンジンは
V型2気筒ですが、シングルカムで20馬力です。
何故この程度のスペックで2気筒化したのか謎です。
レブル250のエンジンはMC41系で
実はCBR250Rと同じエンジンを積んでいます。
その磨き抜かれたロードスポーツのエンジンを
中低速向けにリセッティングされたエンジンです。
水冷単気筒DOHC4バルブエンジンで
なんと1万回転まで回ります。
なのでレブル250はアメリカンスタイルながら
アクセルを開けると上まで一気に回る、ロードスポーツタイプの高回転型エンジンです。
アメリカンスタイルで高回転型のエンジンは、賛否両論あると思いますが
私は250ccという限られた排気量では、例え低回転域の粘りと引き換えにしても、パワーを取った選択は
有りだと思います。
特に250ccでは高速道路を利用できるので
いざという時にスロットルに反応して
加速してくれるエンジンは、頼もしいです。
ちなみに2019年に250ccクラスで
最も売れたバイクはレブル250です。
(2019年度 販売台数8140台)
やはり売れ行きもレブル250の素晴らしさを物語ってます。
長らくバイクに乗っている私から見ても
レブル250はネガティブポイントが見当たりません。
足回りも前後ディスクブレーキで過不足有りません。
燃料タンクは11Lでツーリングも問題無し。
実走行でもリッター30キロを超える燃費の良さ。
こうして見てみても、レブル250は
過不足ない、日常の使用に寄り添った
高い次元のバイクであるという事が出来ます。
リッタークラスのライダーからすれば
レブル250はパワーが無いとか
ロングツーリングでは疲れるとか、ネガティブな意見は有るとは思いますが
バイクは上を見ればキリが有りません。
レブル250をソフテイルやゴールドウィング等の
1800ccクラスと比較しても無意味で
むしろ気軽に乗れて、無理せず維持できるという
日常用途で使いやすい点や、ローコストで維持できる点など
ポジティブポイントが勝ると考える事も出来ます。
という訳でもし私が、バイクを1台しか持てないとしたら
間違いなくレブル250を選びます。
レブル250の好調な売り上げもあってか
ホンダもレブルをマイナーチェンジしてきました。
LEDに正常進化!
アシストスリッパークラッチを採用!
そしてSエディションを追加!
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ただでさえ売れに売れているレブル250ですが
その王者の座に甘んじる事無く
新たにブラッシュアップさせた、ホンダの気概には恐れ入ります。
まだまだレブル250の牙城は、動きそうにありません。
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