いよいよ三輪スクーターのトリシティに
中型モデルが登場します!
トリシティ300
これまではトリシティは
125cc→155ccと排気量を拡大させてきました。
またヤマハにはNIKENという
三輪の大型バイクが既に発売されています。
NIKEN 845cc
しかしヤマハの三輪スクーターのラインナップには
中型モデルが有りませんでした。
その間隙にトリシティ300が登場を予定しています。
ちなみに実際にトリシティ300が日本に登場する際は
トリシティ250に成ると思います。
トリシティ300はヨーロッパ市場向けに、既に開発されていて排気量やフットブレーキの設置、等は
ヨーロッパの法規制に合わせて開発されています。
ヨーロッパの運転免許区分では
普通自動車免許で運転する為には、足で操作するブレーキ機構が必要になります。
逆に言うとヨーロッパでは、トリシティ300が
普通自動車免許で運転する事が出来ます。
その為に日本で発売する際には、エンジンをダウンサイジングして250cc化して
車検の適用を回避する経済性を持たせるでしょう。
また今回のトリシティ300には
これまでにない自立機能が搭載される予定です。
これは信号待ち等で任意に前輪を固定して
ライダーが車体を支えなくても、車体が倒れる心配が有りません。
実はこの自立機構は元々前輪二輪の
三輪スクーターの元祖であるピアジオ社が
2007年に採用しています。
ピアジオ社 MP3
今回のヤマハのトリシティ300の開発は
本家イタリアを含めたヨーロッパ市場で現在
三輪スクーターで先行しているピアジオ社と
真っ向から競争するモデルとなります。