ガソリンエンジンで極めて重要な部品と言えば
燃焼室内の混合気に着火して、燃焼のきっかけを作る
"スパークプラグ"です。
長年の間ガソリンエンジンの基幹部品として
使用されてきたので、高性能化が進んできました。
標準プラグから、高い耐久性を誇る白金プラグ
効率的な燃焼を実現したイリジウムプラグ
そしてスパークプラグシェア世界一位をの
日本特殊陶業が二輪車用にさらに高性能化を実現した
MotoDXプラグを発売しました。
このMotoDXプラグは
何と言っても二輪専用に特化して開発したというから
燃焼回数が多い二輪車の特徴を踏まえて、耐久性が従来のプラグに比べて大きく進化しています。
新素材採用のD-Shape外側電極と
ルテニウム配合の中心電極の組み合わせで
加速性能、燃費性能、そして何と2倍の長寿命を実現しました!
まずは加速性能の向上
30~80キロ迄の加速(0.2秒アップ)
(※一般プラグ比)
アイドリング燃費の向上(2.3%アップ)
(※一般プラグ比、イリジウムプラグ比は0.3%アップ)
そして何と耐久性が2倍に引き上げられたというから
これは非常に大きな進化を実現したと言えます。
従来の標準プラグ、イリジウムプラグの耐久性
(3000~5000キロ)から
▼
(8000~10000キロ)まで向上しました。
テスト車両が
250ccの2気筒DOHCエンジンである事から
単気筒のロングストロークエンジンよりは
マルチの2気筒~4気筒の高回転エンジンの方が
性能が上がるようです。
MotoDXプラグは既に発売が開始されていますが
今のところ利用できる車種は限られています。
6月からラインナップが増えるので
利用車種が拡大されます。
残念ながら我がKSR110、バルカンSの設定は有りませんでした。
※ 対応されました。
スパークプラグを交換するだけで、性能を簡単に引き上げる事が出来るので
該当車種に乗っている方には朗報と言えます。
また性能が上がるだけでなく
ロングライフ化は整備費用を抑える事も出来るので
割高なMotoDXプラグの価格差も、交換サイクルを伸ばす事が出来るので、結果的には財布に優しいという
高性能化に加えて整備費用を削減という
2重の恩恵を受ける事が出来ます。
CR7EDXーS
LMAR8ADXー9S
CR9EDX-S
購入の際は必ず車種の品番を確認してください。
※また同じ品番でも
(ストックNo)ターミナル形状が異なりますので、
品番と、ストックナンバーの、両方を確認して購入してください。
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