KSRの後輪タイヤのビード部のエア漏れしてきたので
タイヤ交換とエアバルブを交換します。
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タイヤの劣化具合を見てみましょう。
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スリップサインが出るまで後1ミリ位です。
スリップサインが1.6ミリなので
残り溝約3ミリという事です。
次にタイヤの製造年月を見てみます。
タイヤの横に明記されています。
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拡大します。
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見方は向かって右の2桁が西暦の下二桁で
向かって左側の2桁がその年の製造週を表しています。
ちょっとわかりづらいですね。
この場合は
(1713)なので
2013年の17週なので
2013年5月の第一週という事になります。
つまりは4年10カ月前という事です。
一般的なタイヤの寿命は5年位が目安とされていますから
そろそろと言ったところです。
では早速車体からタイヤを外します。
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まず車体からホイールを外すには
ホイールハブを留めている
ハブナットを固定しているピンを外します。
このピンは曲がっている足をペンチでまっすくにしてから
頭を引き抜きます。
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ピンが抜けたら今度は
ハブボルトを緩めます。
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そしてここからは自己流の整備方法なので
参考にする方はあくまで自己責任でやって下さい。
本来のバイクの整備には
専用のスタンドを使用して車体を地面に支えます。
しかし車種によってはフットペダル等の
干渉する部分とバッテリーを取り外して
地面に段ボール等で養生すれば
車体を倒してタイヤを外すという荒業が使えます。
ただこの方法は車種によっては
ガソリンが漏れる事が有るので注意が必要です。
また中型車以上では車体重量が大きいので
危険なのでまず止めた方が良いです。
逆に言うと50~125cc程度では
意外と問題無くできたりします。
私はこの方法でフロントフォークのオーバーホールも
行っていますが
何の問題もありませんでした。
ちなみにジャッキなどを利用して
バイクを支えるという方法ですが
私はお勧めしません。
ジャッキは車を支えるには良い道具なのですが
バイクを点で支えるのは不適当なのです。
多分ジャッキなどで支えると整備している中で
ジャッキが外れて車体が倒れてくる可能性が有り
かなり危険です。
なので基本的には車体を支えるのは
専用のスタンドを使用してください。
という訳で
バッテリーを外します。
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そして右側に車体を寝かせるので
フットペダルを外してから段ボールを引いて
ゆっくりと車体を寝かせます。
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それではハブボルトを引き抜きます。
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通常だとこの後にチェーンを外す為に
チェーン調整ボルトを緩めて目一杯緩めるか
チェーンを外しますが
今回はチェーンを外しました。
後輪が外れました。
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次にフロントタイヤを外します。
フロントタイヤに関しては
特に付属している部品が無いので
ハブボルトのみを外せばホイールが外れます。
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という事であっさりと外れました。
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これでタイヤが両輪外れました。
作業自体はそんなに難しくは無いと思います。
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何だか空飛ぶ木馬の様になりました。