ブレーキ液点検窓 交換解説 1 取り外し編

さてバイクを長年乗っているとどうしても避けられないのが

ブレーキ構成部品の1つである

マスターシリンダーのフルード点検窓の曇りです。

写真は新車購入から18年経ったKSR110の実際の物です。

 

ブレーキフルードを抜いた画像がこれです。

▼ 拡大画像

曇っているだけでなく、ヒビが無数に発生しています。

 

 

そして今回この点検窓が交換できるようになった理由が、点検窓の部品が流通するようになったからです。

 

▼ 実際の商品リンク

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日本のバイクで使用されているブレーキ窓の規格

18mm】です。

 

間違って12mmの物を買わないように気を付けましょう。

 

 

さてそれでは実際に交換作業に入ります。

 

まず交換作業で必要な工具がこちら。

 

樹脂製窓を取り出す工具。

 

点検窓をマスターシリンダーに圧入する万力

 

万力を使う際に点検窓を傷つけないように、あてがうゴム

 

ゴムパッキンを入れる際に使用するグリス

 

 

ブレーキフルード

 

 

やり方は色々あるので参考程度に思ってください。

 

マスターシリンダーボックスの蓋を外します。

 

 

フルードを窓の下まで抜きます。

 

 

 

 

※スポイトや注射器の様な、工具が有ればそれを使った方が楽です。

 

またマスターシリンダーボックスの下までフルードを抜いてしまうと、エアが入ってしまうのでエア抜き作業が必要になります。

ボックスの底に穴が2つ見えると思います。

これよりフルードの液面が下がってしまうとエアが入ります。

 

という訳で早速点検窓を外しにかかります。

 

中々主事部分が外れず、結局根気よく樹脂部分を壊していきました。

 

 

 

 

なんとか外れました。

 

次にゴムパッキンを外します。

 

 

先の細いピックツールを使用します。

優しくリングをの側面に当てて持ち上げると、外れます。

※絶対に強くこじったりしないように注意です。

 

外れました。

 

最後にリングを部分を外します。

 

これは意外と簡単に外れます。

 

 

これで点検窓の全ての部品を取り外すことが出来ました。

 

内側から見た画像。

そして点検窓が入っていた部分を綺麗にします。

 

 

 

そして新しい点検窓を取り付けします。

 

 

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ブレーキ液点検窓 交換解説 2 取り付け編