今日はバルカンSのエンジンオイルと
オイルフィルターの交換をします。
![]()
バルカンSのメーカー指定の
エンジンオイルの交換サイクルは
6000キロです。
オイルフィルターは何と
18000キロです。
![]()
しかしバイクショップ等では
基本3000キロのオイル交換を推奨しています。
私も基本3000キロでオイル交換しています。
バルカンSのメーカー指定のエンジンオイルは
![]()
10W40 が推奨されています。
ちなみにホンダ車は
10W30 が指定されています。
この辺りはメーカーの考え方の違いでしょうか。
違いは高温時の油膜強度です。
カワサキの方が高温時に油膜が強い
10W40を指定しているので、安全マージンを広くとっているといえます。
ただオイルが固めなので、エンジンのフケ上りや
燃費は若干落ちる傾向にあります。
まあ実際にはどちらを使用しても
体感出来る程の違いはありません。
今回使用するエンジンオイルはこちらです。
![]()
AZ社の100%化学合成オイルで
ベースオイルに高性能合成エステルを使用しているので
高回転時の油膜保持に優れ、
部分合成オイルと比べて、成分変化しにくく
長距離、長期間の使用にも耐性が強いです。
またMA2規格なので
トランスミッションの噛み合い部分の摩耗にも強く
長期使用で良く起こる
ギアが摩耗して1速に入りづらい症状も防ぐ事が出来ます。
今回はエンジンオイルの"ドレンボルト"を
マグネット付きのタイプに交換します。
![]()
ネジのピッチも同じですが
![]()
ボルトの頭のサイズが違いました。
![]()
ドレンボルトは、特別大きなトルクで締め付ける必要は無いので、問題ありません。
また今回購入したドレンプラグはアルミ製で
肉抜き加工が施して有り
純正と比べると驚く程軽いです。
これで微量ですが腰下重量を削減できました(笑)
オイルフィルターもマグネット付きの
オイルフィルターを購入しました。
![]()
ちなみにマグネット付きフィルターが
発売されいたのを今回初めて知りました。
![]()
見た目は純正と同じですが
![]()
良く見ると中にドーナツ状の
マグネットが入っています。
![]()
これで鉄粉を捉えてエンジンオイルを
綺麗な状態に保つという訳です。
![]()
マグネット分重量増になるので
結局ドレンボルトの軽量化と相殺してしまいそうです。
という訳で早速
エンジンオイルとオイルフィルターの
交換作業に入って行きます。
![]()
エンジンオイルを抜く前に
エンジンオイルの抜けを良くする為に、エンジンが冷えている時はエンジンが温まる迄、エンジンを掛けるか
5分位走ってエンジンオイルを温めて、流動性を良くします。
バルカンSのエンジンオイルのドレンボルトは
車体左側の最下に位置しています。
![]()
この黒いボルトです。
![]()
横から見るとこれです。
![]()
ドレンボルトの下にオイル受けのケースを置いて
メガネレンチで緩めます。
![]()
緩める時は左回りです。
![]()
緩んだら後は手で回していきます。
![]()
この時にエンジンオイルが熱い状況だと、ドレンボルトが抜けた瞬間にどうしても、エンジンオイルが手に付着してしまうので
ドレンボルトは工具で最後まで抜いてください。
ドレンボルトが抜けました。
![]()
次にオイルフィルターを取り外します。
バルカンSのオイルフィルターは
ドレンボルトの左側に位置しています。
![]()
これを取り外すにはカップレンチが最適です。
私は手持ちのフィルターレンチでやりました。
![]()
オイルフィルターにレンチをかけて
![]()
左回しで緩めます。
![]()
オイルフィルターは緩んだら
後は手で回して抜いてしまいます。
![]()
この時にフィルターが外れる瞬間、フィルターの口元を下に向けて
手にオイルが付かないようにして下さい。
オイルフィルターが抜けました。
![]()
これでエンジンオイルとオイルフィルターの
取り外しが終了しました。
![]()
▼ 続きはこちら