ネットの普及によって情報の共有化が進み、ユーザー車検を利用する人も増えてきました。
私も自動車は15年以上も、自分で車検を取っています。
しかしバイクというと、長らく
KSRという110ccのバイクに乗っていたので
車検不要であった為に、これまで二輪車でのユーザー車検の経験は有りませんでした。
今回バルカンSが新車購入から3年が経過して、初めての車検を取る事になりましたので
そこでバイクのユーザー車検を解説したいと思います。
まず必要書類を揃える必要が有ります。
1 車検証(これまでの物)
2 自賠責保険証(これまでの物)
3 自動車税納税証明書(役所で取得)
その他 印鑑
これだけ用意すれば、残りの
● 検査表
● 申請書
● 自賠責保険証(現地で加入出来ます)
● 重量税(現地で支払いします)
● 印紙(現地で購入します)
これらの物は車検場で取得できます。
4 の点検整備記録簿は原則車検を受ける前に、自分で点検整備した記録を記載するので、車検を受けに行く前に作成しておきましょう。
※ 車検、当日に点検整備して作成しても構いません。
またユーザー車検は原則、点検者が整備責任を担っているので全く整備知識が無いとユーザー車検を行うべきではありません。
仮に車検に通ってしまっても、各部のメンテナンスサイクルや、劣化具合の判断等の知識が無いと
車検が生きている間の2年間で、整備不良によって起こる深刻な事故に遭う事も考えられるので
ユーザー車検を受ける方は、一定の整備知識を勉強してからユーザー車検にチャレンジしましょう。
かといってプロレベルの整備知識の必要はありません。
ブレーキ系統、冷却水、エンジンオイル、チェーン調整
最低でもこれらの整備知識が有れば、ユーザー車検をトライできるでしょう。
そうしたら自分の市区町村の管轄の車検場のサイトで、ユーザー車検の予約をします。
この時に初めての方は
午前中に予約を取っておいた方が良いです。
それは検査コースは1日に3回まで、通る事が出来ます。
午後の遅い時間に予約してしまうと、検査コースで引っかかった場合に、整備する時間が少なくなり
その日のうちに車検を取得する事が出来ないからです。
午前中に予約をしておけば、仮に検査で引っかかっても
夕方の5時位までコースに入れるので、ゆっくりと整備する時間が有る訳です。
という訳で私も午前中に予約をして、車検場に向かいます。
やって来ました。
自動車検査登録事務所。
まず受付をします。
受付をすると
● 検査表
● 重量税納付書
● 継続検査申請書
の3枚を受け取ります。
重量税納付書
継続検査申請書
検査表
次に重量税、印紙、検査料、自賠責保険料を支払う為に
別の建物に行きます。
検査料 1700円
重量税 3800円
自賠責保険 11520円
合計 17020円
基本これだけで車検を取得する事が出来ます。
※ 重量税は初年度登録13年を超えると、料金が上がります。
という訳で早速検査コースに入って行きます。
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