バイクで日本一周 74 北海道 遠軽町→開陽台 サロマ湖 天に続く道 熊の湯編

さて現在は北海道遠軽町に来ています。

▼ 前回の記事はこちら

日本一周 72 北海道 宗谷から遠軽へ クッチャロ湖編

 

太陽の丘えんがる公園キャンプ場

 

 

今日は知床半島を回ります。

出発します。

 

 

 

まずはこの先にあるサロマ湖まで走ります。

やくここから約40キロほどです。

 

 

40分程走って到着しました。

 

サロマ湖

 

 

ちなみにサロマ湖に来たのは7年振りです。

 

前回は2013年KSR110という小さなバイクで来ました。

(2013年当時の写真)

KSR北海道ツーリング記事

 

現在。

 

なんだか感慨深いものがあります。

 

 

やっぱり北海道は大きいバイクで走るのが楽です。

 

前回KSRで走った時は、日程がタイトで余裕が無く、根室で台風に直撃されながらも走り続けました。

 

 

さてこれから近くの道の駅で昼食を採ります。

 

道の駅 サロマ湖

 

 

道の駅内のレストラン

 

サロマラーメン 700円

 

こちらは現地の食材を使っているそうです。

 

 

昼食を終えて次の観光スポットへ向かいます。

 

それは【 天へ続く道 】です。

ここから100キロ位です。

 

 

そして途中でセイコーマートで買い出しです。

 

そして2時間近く走って天に続く道が、見えてきました。

ここは逆方向です。

 

ここから少し走って天に続く道の展望台に到着しました。

この駐車場、凄い傾斜があります、重量級車は要注意です。

 

 

天に続く道には簡単な台があり、台に上がると綺麗に見渡せます。

 

そしてこれが天に続く道です。

天に続く道 (北海道斜里町)

 

 

なるほど、道路が真っすぐに設置されていて、道路が平たんでは無くアップダウンがある事により

まるで空に向かって道路が伸びている様に見えます。

 

 

さあ次はオシンコシンの滝へ行きます。

ここから22キロ程、近いです。

 

出発します。

 

 

20分ほど走ってやってきました。

オシンコシンの滝

 

 

おっーー! これは結構迫力あります。

下流になるにつれて滝の面積が大きくなり、存在感抜群です。

 

 

さて次は無料の温泉へ行きます。

 

 

無料の温泉は全国的にも非常に貴重な場所です。

 

北海道無料温泉の宝庫12カ所もの無料温泉があります。

 

 

今日は羅臼町にある熊の湯に行ってみます。

ここから35キロです。

 

 

知床峠のダイナミックな道を走ってやってきました。

タイヤのサイドを久しぶりに使いましたwww

 

熊の湯の駐車場です、大人気です。

 

 

橋を渡って羅臼川を越えていきます。

 

見えてきました。

 

こ……これか。

熊の湯

 

 

 

ちゃんと脱衣場がありました。

 

無料温泉なのでどんな感じかと思いましたが、普通に入れそうです。

 

 

ふと、看板を見ると……

ビッシリと規則が書かれています。

 

要は

体を洗ってから入れ

掛け湯をしろ

人が居る時は水をいれるな

水着、アルコール禁止

と一般的な内容でした。

 

しかし中には、温泉水が体に良いから飲料を勧める記述

清掃時は手伝いを強要する旨の事が、書かれていました。

 

しかも清掃の手伝いの記述の中には

「手伝いも出来ない位急いでいる方は、入浴をせずにお帰り下さい」

 

と強い口調での記載がありました。

 

 

これは……保守的だ……。

 

 

かなり良い表現を使いましたが、日本の郊外に位置する集落は

昔から非常に保守性が強く、村の掟を守れない奴は村八分

(村八分とは掟を破った者に、他の村民が制裁の為に嫌がらせをする事)

 

そんな文化がありました。

 

日本人が他人の評価を異常に気にするのは、この村社会で生きてきたDNAが影響しているという考え方があります。

 

保守性はよく言えば従順ですが、悪く言うと変化を嫌い

新しい事を始める事自体に抵抗が強く、発展が遅れる事が分かっています。

 

 

さらに入浴訓なるものも。

こちらは命令形と敬語が混在していて

後半はただの個人の意見の様なものや、独り言が書かれています。

 

文体をみる限り、かなり面倒くさそうなオヤジが、この温泉の管理をしている事が容易に想像できます。

 

 

また寄付のお願いもしていました。

流石に寄付の案内には、命令口調の記載は有りませんでした。

 

 

キャンプ場利用者に対する、清掃のお願いもありました。

なるほど調べると、熊の湯の近くに有料のキャンプ場が2つありました。

 

知床国立公園羅臼温泉野営場 (300円)

国設羅臼温泉野営場 (400円)

 

格安ですが私は基本、無料キャンプ場しか行かないので、スルーします。

 

 

早速、熊の湯に入ると温泉は小さな円形の露天風呂でした。

10人も入れば満杯になる様なサイズです。

 

温泉の温度はやはり少し熱かったです。

温泉には年配の地元の方が多いようで、皆さん知り合いなのか世間話をしていました。

確かにここは、観光客は入りにくい雰囲気はあります。

 

ちなみに私は水を入れる勇気はありませんでした。

 

私はこういう変わったスポットが好きなので、とても楽しい経験が出来ました。

 

 

さて、ローカル温泉の熊の湯で癒された所で、今日の野営場である開陽台キャンプ場へ向かいます。

ここから66キロあります。

 

出発します。

 

 

約1時間程走って到着しました。

開陽台キャンプ場

 

 

非常に風が強く、テントを張るのが大変でした。

テントを張って就寝します。

 

今日の走行距離は276キロでした。

 

 

明日は本土最東端である納沙布岬へ行きます。

 

 

▼ 次の記事はこちら

日本一周 75 北海道 開陽台→釧路 最東端納沙布岬編

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