現在は長崎県の池島に来ています。
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ちなみに今日の気温は35度位はあり、クソ重いエンジニアブーツを履いてきてしまったので、小一時間歩いただけですが、バテてきました。
この辺りに池島に1店だけあるレストランが在るはずです。
食料品小売センターが見えてきました。
さらに進むと、沢山の猫に餌を与えている人が居ました。
凄い数の猫たちです。
この写真の中だけでも20匹います。
実は池島は野良猫が多い事でも有名な島です。
寛いでいる猫たちを見る限り、餌の心配はなさそうです。
ここが池島唯一のレストランです。
かあちゃんの店
入り口にも猫が寛いでいます。
早速レストランに入ります。
メニュー表が可愛らしいです。
それにしてもなんて数のメニューでしょう。
焼肉定食を頼みました。
焼肉定食 800円
なんとおかわり無料でした。
レストランの店主の方とお話をさせてもらい、ここから少し歩いたところに高台が在り、そこから眺めが良いという事を教えてもらいました。
昼食を終えてこれから高台に行ってきます。
調べたところ四方山という低山です。
記憶を頼りにルートを作りました。
(※正確なルートか分かりません)
行き方は学校の左側の体育館の脇を通っていきます。
ここからどんどん坂を上っていけば、自然と頂上に行けます。
この鳥居も超えていきます。
細いコンクリート通路を進みます。
この辺りから傾斜がきつくなってきます。
この辺りに給水塔があります。
その給水塔が目印です。
その給水塔を超えていきます。
親切にロープが設置してありました。
そしてやっと頂上に到着しました。
ここから見ると廃マンション群がよく見えます。
廃墟が建ち並ぶ池島ならではの、普通の登山では味わえない壮観な光景です。
向きを変えると日本海の展望が見渡せます。
とても素晴らしい光景です。
私はつくづく池島が気に入りました。
そして帰りに学校を眺めます。
ここが池島唯一の学校です。
池島中学校という名称ですが、小学校も兼ねている併校です。
とても大きな学校です。
1000人は入れそうな大きさです。
ちなみに現在の生徒数は(1人)です
(2021年時点)
そうです、ここ池島は限界集落と化しており
人口も112人しかいません。
(2021年7月時点)
112人の人口で公立学校に通う生徒が、1人しかいないという事は子育て世代が殆どおらず、非常に高齢化が進んでいるという事です。
2019年では129人いた人口が、たったの2年で
112人と、17人も減っているという事は、凄い数です。
母数が少ないので、大した事が無いように感じますが
2年で13%の人口が消失している訳です。
東京で例えると2年で180万人が消失しているという計算になります。
人口減少率がとても高いので5年後には、100人を切っているでしょう。
池島の行政は特に復興を目指していないようで、現在賃貸物件もありません。
30年もすると無人島に成ってしまう可能性もあります。
そう考えるととても面白い島です。
私は日本一周の旅でこんな良い発見が出来た事に、旅に出る意味を強く噛み締めました。
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