現在は愛媛県伊方町の瀬戸農業公園に来ています。
▼ 前回の記事はこちら
昨夜は結構冷え込みました。
さて今日は四国最西端の佐田岬へ行きます。
そろそろ出発をします。
愛用のエンジニアブーツが昨日の派手な転倒を物語っています。
さて佐田岬へ出発します。
ここから31キロです。
細い道をしばらく走っていると、おばあちゃんに呼び止められました。
私はびっくりしてそのまま通過してしまいました。
あのおばあちゃん何だったのだろうか?
そうして佐田岬の在る瀬戸内海国立公園にやってきました。
ここにバイクを停めて徒歩で佐田岬の灯台まで行きます。
うん……?
なんとあの私を呼び止めたあばあちゃんは
ネットで調べると有名な‶ 押し売りおばちゃん ‶との事でした。
それにしても公費でこんな立派な看板まで設置しても、当のおばちゃんに対しては押し売りを辞めさせる事が出来ないとは、日本の強すぎる人権保護と法体制が時には、司法の両手を縛ってしまうと感じます。
まあそれが日本の良い所でもあるのですが。
早速、四国最西端の佐田岬の灯台を目指して歩きます。
結構高低差が有るので、ハイキング好きな私にとっては嬉しい限りです。
この辺りの海岸は波が高く荒々しいです。
展望台へやってきました。
椿山展望台
残念ながら濃霧で景観を見れませんでした。
ここからさらに進むと灯台です。
いよいよ佐田岬灯台まで来ました。
四国最西端
中々迫力のある海岸です。
実はここは戦時下では国土を守る大砲が設置されていました。
1926年に大砲が設置されて、戦時中の1944年に九州防衛の為に志布志湾に移送されました。
その為ここは砲台跡地として残っていました。
それが2017年に観光資源として、荒廃していた砲台跡地を復旧して現在に至ります。
という訳で砲台跡地を見に行きます。
写真で分かる様に海の敵に向けて、砲台の発射口が現在でも残されています。
ここが入り口です。(※無料です)
崩落を防ぐためにしっかりと岩盤が補強されています。
出ました!
大砲
なんとも絵になる大砲です。
実はこの大砲は当時の物ではなく、レプリカで発射機能はありません。
日本一周していると必ずと言って良いほど、戦争の歴史を垣間見る事になります。
僅か75年前に日本人が米英軍と戦っていたなんて、今では理解に苦しみます。
さて四国最西端を見終えて、今日の寝床へ向かいます。
今日の寝床は愛媛県のかすみの森公園キャンプ場です。
ここから111キロ東側です。
2時間半ほど走ってやってきました。
今日は幸いにも明るい内に到着する事が出来ました。
重信川かすみの森公園キャンプ場
ここは広くて綺麗でとても快適そうな公園です。
奥の場所にテントを建てました。
今日の走行距離は148キロでした。
明日からは2、3日、日本一周は休日でのんびり過ごします。
▼ 次の記事はこちら