バイクで日本一周 22 四国 高知→愛媛 魔のトンネルで大転倒編!

現在は高知県土佐清水市に来ています。

 

 

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日本一周 21 四国 高知 沈下橋編

 

さて今日はいよいよ四国から離れて広島へ出発します。

 

昨夜仮眠した東屋です。

 

さてこれからいざ広島へ向かいます!

 

 

しかし……これから最悪の出来事が発生する事になります。

 

 

それは当初この日本一周計画で掲げた

● 無事故

● 無違反

● 無転倒

 

の1つが早くも未達成となります。

 

 

四国の道路は国道(酷道)等と揶揄されていて、道が細くて悪い事でも有名なのですが

海岸沿いの道路を走りたい私は、国道から脇道に入りました。

 

そして驚くほど小さくて狭いトンネルがだ出てきました。

これです。

 

そのトンネルを走っていると、突然タイヤのグリップを失って転倒してしまいました。

 

▼ 実際の大転倒した動画がこちら。

 

幸いな事に私もバイクもほぼ無傷で、日本一周を続ける事が出来ました。

 

ミラーはナットが緩んで曲がっただけなので、ナットを締めて復旧します。

 

カッパはこの有様。

 

 

という事でこのトンネルでなぜ転倒したのかチェックします。

トンネルはとても小さく、四輪車はまず行違うことは出来ません。

 

そしてトンネルの中に入ると……

うっ!?

 

道路の真ん中にヘドロ状の土砂が1cm程度の高さで、積もっています。

しかもこのヘドロトンネルの出口までずーっと続いています。

 

知っていれば転倒を避ける事は出来たでしょうが、予備知識が無い状態ではとても避けられないと思いました。

 

という訳でけでこの愛媛の旧道のトンネルは

【魔のトンネル】と認定します。

 

場所はこの辺りです。

愛媛県宇和島市です

 

国道378号線一本南側の道路にあるトンネルです。

 

 

ちなみにこの後、愛媛の道路を管轄する行政に電話して、現状を伝えておきました。

 

一応調べたところこういった道路上の管理不備で、起きた事故の補償等は行政に責任が有るので、裁判をすれば一定の保証を得る事も出来るそうです。

 

もちろん日本一周中の私は、ケガも無かったので行政を訴える事はしませんでした。

 

こんな道は初めてです。

つくづくバイクの、不安定さを再認識しました。

 

 

さて気を取り直して歩を進めます。

 

 

愛媛県の県道7号宿毛城辺線)を走ります。

ワインディングが永遠と続く狭い道路で、旅の疲れや転倒した事も忘れて

走りを楽しむことが出来ました。

こういう決してメジャーでは無い道路も、走ってみると楽しく

日本一周ならではの楽しみであります。

 

またいくら交通量が少なくても、かっ飛ばしたり

うるさいマフラーで走らない事は、地元民の方々に対して最低限のライダーのマナーです。

 

 

そして、なんでもここから少し行った

夢永海水浴場 ‶に海水浴利用者向けに

無料のシャワーを開放しているらしいので、行ってみます。

 

夢永海水浴場

 

しばらく走って到着しました。

 

 

これが夏季期間のみ無料開放されている

トイレ&シャワー施設です。

 

シャワー室の方はというと、綺麗で利用できる状態でした。

 

数日振りのシャワーを浴びさせて頂きました。

八幡浜市に感謝です。

 

ちなみに夢永海水浴場には

テントを建てられる場所が有ります。

ここはいわゆるキャンプ場では無くて、施設の空き地を開放している様です。

ここのテント泊を検討していましたが、土地が荒れていて凸凹しているので

心臓に毛が生えている私でも、ここでテント泊する事を諦めました。

 

 

辺りはもうすっかり真っ暗ですが仕方なく、近くの道の駅まで走る事にしました。

少し走ってなんとか適当なベンチを発見する事が出来ました。

 

道の駅瀬戸農業公園 のベンチ

 

なんとか適当な寝床を確保しました。

今日の走行距離217キロでした。

 

 

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日本一周 23 四国 四国最西端 佐田岬編

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