大型自動二輪免許を取得して3年間
相棒を探していましたが結局バルカンSにしました。
元々はダイナ、バルカンS、を候補に
ストリート750、ボルト、シャドウ750等と
色々検討しましたが
最終的にはダイナか、バルカンSの2車に絞りました。
ダイナは大排気量と車体の高級感、所有欲を満たす豪華さに惹かれましたが
300キロ近い車重に断念しました。
逆にバルカンSは圧倒的な軽快感に、本気を出すとかなり早いエンジン、無骨なルックスで決めました。
まだ慣らし運転中なので4千回転以上回した事が無いので
完全な評価はできませんが
乗ってみて感じるのは"パワーが車体重量に勝っている"という事です。
特に発進時は(230キロ)と言う車重を全く感じさせない程に、スゥーっと軽快に加速していきます。
エンジンパワーは必要十分です。
またスロットルレスポンスが鋭く、ロー、セカンドギヤでアイドリングからアクセルを開けると
ガッ!っと力強く加速します。
この辺はやはり2気筒ツインカムエンジンらしく、低速トルクが厚いです。
エンジンは“ニンジャ650”ER-6N” 等に使用されている
【ER650AE】をベースにして、吸排気のセッティングに加えてフライホイールを重くする事で、上の力を抑えた分、低回転域のトルクを増強してクルーザーらしく扱い易いです。
ニンジャ650では68馬力に対して
バルカンSは61馬力です。その分中低速のトルクが厚くしています。
またエンジンにはシリンダーライナーレスのメッキシリンダーを採用しています。
従来のエンジンはアルミシリンダーブロックに鉄製のライナーを挿入していますが
最近の高性能エンジンの様にアルミシリンダーにメッキ加工する事によって
耐熱性、耐摩耗性、軽量化を可能にしています。
このあたりの技術はニンジャの高性能エンジンの恩恵を受け継いでいると言えます。
また、非常に有難いのが"6速"の存在です。
これが有る事によって幹線道路や高速などでは、エンジン回転数を抑える事が出来るので、快適性能、燃費に貢献しています。
大排気量に2気筒エンジンのトルクを最大限生かす事が出来ます。
その為、時速60キロでは2800回転と3千回転を切る低回転です。
この前コーナーリングでKSR110の時の様に、華麗にバンクしたらステップを擦ってしまいました。
あくまでアメリカンですから、コーナーをフルバンクという訳にはいきません。
コーナーリングはステップを擦る限界点を体で覚える必要が有ります。
KSR110からの乗り換えなので、パワーは桁違いに感じます。
日本の道路事情ではこの位のパワーで十分な様に思います。
このバイクで日本一周をする事になります。
▼ 日本一周の記事はこちら
もう今からワクワクです♪
今日KSRを春まで冬眠させる為に、ガソリンを満タンにする為に少し走りました。
するとやっぱりKSRは楽しいバイクだなぁとつくづく思いました。
街乗りでもしっかりと回せる排気量、単気筒でも結構元気に回るエンジン。
自分の手足の様に扱えるサイズ。
そんな事を大型バイクに乗ってからこそ解る
ミニバイクの良さを実感しました。
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