現在は北海道の中標津町にある開陽台無料キャンプ場に来ています。
▼ 前回の記事はこちら
日本一周 74 北海道 遠軽町→開陽台 サロマ湖 天に続く道 熊の湯編
ここは高台にある事も有り、非常に風が強いところです。
テント設営に強風対策のストームガード(テントにロープを使って地面に固定する)をした方が良いです。
ここはテントサイトもしっかりと整備されていて、快適なキャンプ場でした。
キャンプ場利用案内看板です。
日本一周をしていると毎日の天候や観光状況によって、どうしても予定が流動的になったしまうので、申し込み制のキャンプ場は使いにくいです。
ここのように申し込み無しで利用できる無料キャンプ場は、日本一周者にとっては非常に有難い存在です。
設備もきちんと完備されています。
炊事場
トイレ
ちなみにこのキャンプ場、昨夜は暗くて分からなかったのですが、テントサイトの前まで車両が入れる道が有りました。
そしてバイク用のテントサイトまで上がる道もあります。
トイレの左側が入り口です。
バイク用のテントサイトへの道
しかしこれが中々の悪路! 道はダートの登坂です。
重量級車は上がりたくない道です。
上がるとテントサイトの手前に出ます。
という訳で開陽台展望台キャンプ場を見ていきます。
標高270メートルもあります。
開陽台展望館
この中にはカフェやお土産屋さんも入っています。
また屋上が展望台となっており、辺り一面が牧場なので見晴らしが素晴らしいです。
展望台からの見晴らし
向こうにある山は武佐岳のようです
幸せの鐘
牛のモニュメント
ここから開陽台牧場ふれあい広場を回る、2.6キロの遊歩道を歩く
コースがあります。
しかし既に9月25日の北海道は寒くて、夏、春用のシュラフ(寝袋)しか持っていないので、寒くてよく眠れない状態です。
という訳で不本意ですが、北海道は最低限の観光にして
早めに駆け抜けて本州に戻りたいと思います。
今日はまず、ここから納沙布岬へ行きます。
約140キロです。
という訳で出発します。
海岸線を2時間半走ってやってきました。
四島の架け橋
これはいつ見ても独特の迫力と存在感があります。
このモニュメントは北方領土返還を希望した、意味合いで作られたそうです。
中心に位置する祈りの火が、常にゴウゴウと燃えているのが、道民の希望の火を表しているように思います。
気に入ったので家に持ち帰ってオブジェにしようと思います。
希望の鐘
これも北方領土返還を希望して作られた、鐘だそうです。
そして次に近くに在る納沙布岬灯台へ行きます。
納沙布岬灯台
ここからの見晴らしも良いです。
ここにも北方領土返還を悲願した石碑が置かれています。
納沙布岬は北方領土に最も近い日本領になるので、どうしても北方領土問題に関しては真剣な立場な事が伺えます。
ちなみに地図の四島が日本が主張する島々です。(※右下の歯舞島群は複数の島です)
現在はロシア人が住んでいます。(※歯舞群島にはロシアの国境警備隊員のみ駐屯しています)
北方四島は元々日本領で日本人が定住していましたが、終戦直前の1945年にロシアが侵攻して実効支配しました。
当時住んでいた日本人はロシアが強制退去させて、そのまま現在に至ります。
それから今に至るまで、日本はこの北方領土返還を外交交渉で進めています。
そして本土最東端にやってきました。
本土最東端 納沙布岬
そしていよいよ今日の野営場へ向かいます。
しかし天気予報を見ると明日から台風が直撃するので、雨で浸水する安テントでは対応できません。
そんな訳で不本意ながら、今日は緊急避難的にネットカフェの快活で宿泊します。
ここから144キロです。
出発します。
2時間半ほど走って到着しました。
快活クラブ釧路店
2日間の台風を快活クラブの個室でやり過ごします。
今日の走行距離は320キロでした。
明日も1日雨予定なので、1日休んで明後日から
襟裳岬を目指します。
▼ 次の記事はこちら