現在大人気のレブル250ですが
(2019年度1位、2020年上半期1位)
あるサイトでレブルの1000cc版が出るなんて言う噂が有りましたが
最初は(出る訳ないでしょ)と思っていた訳ですが
どうやら本当に出るみたいです。
発売決定しました! 最新の記事はこちらです。
▼
まあレブルと言えば低重心でワイドハンドルのアメリカンスタイルで
エンジンはロードスポーツテイストの
パンチの有るツインカムエンジンを搭載しているバイクです。
250ccの単気筒と
500ccの2気筒の2ラインナップとなっています。
250ccは軽い車体に上まで回るエンジンなので
ユーザーフレンドリーでいてツーリングまでこなせる
ライトクルーザーの様な性格で
500ccは余裕の有るエンジンで
高速やタンデムも十分な性能を持ったミドルクルーザーです。
そんなレブルにあの名車である
"アフリカツイン"の
ユニカム式エンジンを搭載するという情報が出ています。
ユニカム式エンジンは小型、軽量、高出力と
オフロードを走る為に生まれた専用エンジンです。
その技術に裏打ちされた小型軽量エンジンを
レブルに搭載するというのですから驚きです。
▼ アフリカツインの記事はこちら
元々軽量コンパクトなレブルに
アフリカツインの1000ccエンジン
(1100搭載になるようです)を搭載するとなると
レブルの動力性能が飛躍的に上がるのは、言うまでも有りません。
レブル250ccが26馬力
レブル500ccが46馬力
そして
レブル1000ccが95馬力となると考えると
これはとてつもないパワーです。
パワーウェイトレシオで見てみましょう。
レブル250 重量170キロ 26馬力=6.53
レブル500 重量190キロ 46馬力=4.13
レブル1000 重量240キロ 95馬力=2.52(予想値)
何とパワーウェイトレシオが(2.52)(予想値)
もうハーレーで付いて来れるバイクは無いですね。
ちなみに
レブル500とアフリカツインの重量を考えて
240キロと仮定しましたが
これよりも軽くなる可能性も有ります。
ただ常識的に考えてレブル500のフレームに
そのままアフリカツインの1000ccのエンジンを
搭載するというのはあり得ないと思います。
レブル500の倍以上もパワーの有るエンジンを搭載するので
フレームを新設計したり、ベアリングを強化したり
タイヤも大径化しないと走行安定性が得られなくなります。
またブレーキも強化しないといけないので
それなりに重量は増すでしょう。
いずれにしてもレブル1000が出れば
軽量で足付きの良いエントリーバイクで有りながら
100馬力級のマッスルバイクという
何とも魅力的なバイクになると思います。
現在の情報によるとレブル1100は
アフリカツインが採用しているフルカラー液晶パネルを搭載する可能性が高いです。
クルーズコントロールや
多彩な走行モード、スリッパークラッチや
DCT(クラッチレス)
等々、アフリカツインの最新装備がどこまで搭載されるのかは
まだ今のところ分かりませんが、現状の予測でほぼ間違いなく搭載されると思われるのは
● DCT
● クルーズコントロール
● スリッパークラッチ
● ETC
● グリップヒーター
搭載可能性が半分位なのは
△ 任意に設定できる走行モード
△ 自動切替え式コーナーリングライト
△ 電子制御サスペンション
あとはHONDAがレブル1100を
どこまで仕上げていくかという事になるかと思います。
レブル1100はクルーザーという位置のカテゴリーなので
必ずしもロードスポーツバイクの様に、最新装備を盛り込むような事にならないかもしれません。
ハーレーは最新モデルでも、タンクオンのアナログメーターで十分で、またそれが味になるという点もあるからです。
またサスペンションに関しても、クルーザーはサーキットを1秒を争う様な性格ではないので、乗り心地優先の柔らかい設定にする為に、そこまで高性能なサスペンションを搭載する必要性が無いからです。
いずれにしても、レブル1100は現在アメリカンのリッターオーバーバイクが無い日本市場では、とても魅力的な物になると思います。
▼ 関連記事はこちら