現在は宮城県の仙台の荒浜に来ています。
▼ 前回の記事はこちら
これから蔵王の御釜を見に行きます。
ここから６５キロ程です。
ちなみに御釜へ行くには、蔵王エコーラインでワインディングが続くエキサイティングな道路を走ります。
途中で不帰の滝を見る為に展望台へ寄っていきます。
駒草平展望台
不帰の滝
そしてそこから御釜がある展望台へ上がるには、有料の蔵王ハイラインを通行しなくてはなりません。
通行料 バイク 390円
普通自動車 550円
そしてやってきました。
蔵王山頂レストハウス
時刻は夕方の4時ですが、とんでもなく寒いです。
気温は１０℃位ですが風が強いので、体感的には５℃位に感じます。
少しレストハウスで体を温めてから、御釜を見に行きます。
休憩を終えて御釜を見る為に展望台まで登っていきます。
凄い霧です。
少し歩いてやってきました。
御釜（おかま）
霧で殆ど湖面が見えません。
しかし霧の抜け間を狙って少し待ちます。
おっ！ 御釜の湖面が見え始めました。
鮮やかなエメラルドグリーンの湖面を見る事が出来ました。
ちなみに御釜の標高は１６７０メートルです。
どうりで寒い訳です。
御釜の美しい湖面を目に焼き付けたので、もう戻ります。
体が冷えてきてここから、バイクで再び風を切って走るのが、しんどくなってきました。
ここから今日の野営場である、西蔵王公園キャンプ場へ行きます。
ここから３５キロです。
出発します。
１時間走って到着しました。
西蔵王公園キャンプ場
トイレを探しても全く見つからないので、キャンプをしている若い男性に場所を聞いたら、なんと彼はこの前日本一周を終えたばかりで、ツイッターで私の事も知ってくれていました。
そして現在日本一周中の私に餞別を頂きました。
これまで日本一周をしていて、施しを受けたのは
淡路島の男性
高知の男性
沖縄のマダム
そして山形で元日本一周者の男性
と４回目です。
日本一周をして人の温かさに触れた経験が、私にとって人間の良心を再認識させてくれました。
私は非常に現実主義者で、人間は基本的にはわがままで排他的なものだと思っています。つまりは自己の利益の最大化が、人間の究極の理念だと考えています。
なので私は旅する人を応援するなんて言う発想は、全くありませんでした。
それが自分が応援してもらう立場になって、他者の利益に協力する事の意味を考えさせられました。
テントを張って就寝します。
今日の走行距離は１６０キロでした。
明日は福島の会津若松へ行きます。
▼ 次の記事はこちら