現在は伊豆半島の道の駅に来ています。
![]()
![]()
▼ 前回の記事はこちら
日本一周 97 神奈川→静岡県 伊豆半島 秘宝館&トリックアート迷宮館編
今日はとても寒いです。
それもそのはずもう10月16日です。
ちなみに出発したのが7月15日です。
日本一周の旅に出てから、もう3カ月が過ぎています。
![]()
コーンポタージュで体を温めます。
今日は日本一周最終日です。
伊豆半島を一周するので、伊豆半島の最南端の石廊崎へ行きます。
![]()
ここから50キロです。
出発します。
![]()
1時間ちょっと走ってやってきました。
![]()
ちょっと早すぎたようです。
![]()
20分ほど待ってゲートの開場時間が来て、やってきました。
![]()
そして駐輪場にバイクを停めて、係員の方に駐車料金を支払うために、バイクのツーリングバッグから小銭入れをとろうとした時に
事件発生!
なんとバイクのサイドスタンドが動いて、バイクが倒れてきました!
初めは何が起きたのか、さっぱり分かりませんでした。
バイクのヘルメットホルダーに掛けてあったヘルメットも、この有様です。
![]()
駐車料金を払い終えて、なぜバイクが倒れてきたのか考えて
原因が分かりました。
この駐車場凄く傾斜していました。
![]()
バイクは前方に傾くような傾斜だと、ちょっとした力を加えただけでも、倒れてしまう事が分かりました。
反対に後方に傾く傾斜だと、サイドスタンドがしっかりと効いて安定します。
長年バイクに乗っていますが、気づきませんでした。
盲点でした。
まさか日本一周最終日にバイクを倒して、ヘルメットまで傷つけてしまうとは、いやはや旅は先が読めません。
気を取り直して石廊崎に行きます。
![]()
南伊豆ジオパークビジターセンター
このビジターセンターを通り抜けて、石廊崎の岬まで行きます。
![]()
![]()
ここから歩いて石廊崎の岬へ行きます。
![]()
灯台が見えてきました。
![]()
![]()
石廊崎灯台(いろうざき)
![]()
伊豆半島の最南端です。
![]()
ここからさらに歩いて、岬まで行きます。
![]()
岬が見えてきました。
![]()
ここからの展望は素晴らしいです。
![]()
伊豆七島の図が石碑がありました。
![]()
黒い石碑なので書いてある内容が、よく見えませんが
太平洋の大海原が一望できます。
![]()
岩礁も荒々しくて迫力があります。
![]()
こちらはパノラマ写真です。
![]()
さて伊豆半島最南端で、太平洋の水平線を眺めたところで
そろそろ歩を進めます。
次は伊豆半島の西側の黄金崎へ行きます。
![]()
ここから49キロです。
バイクを小さくしてリュックに入れていく事にします。
![]()
![]()
大型バイクも小さくすれば、簡単に持ち運べます。
やってきました。
![]()
黄金崎
![]()
海岸まで行きます。
![]()
![]()
今日は波も静かで、すがすがしいです。
![]()
これが有名な黄金崎の風景です。
![]()
海岸沿いの岩がまるで黄金の様な色合いです。
そして空を見ると、雲が幻想的な雰囲気でした。
![]()
そして次は旅人岬に来ました。
![]()
![]()
今日は空がいつになく綺麗です。
![]()
考えてみれば、今までのんびりと空を眺めて楽しむ余裕なんか、なかったような気がします。
毎日の仕事と、趣味、自分磨き等で、のんびりと空を見る時間なんて、損でしかないという感覚がありました。
しかし今考えてみれば、お金の為に貴重な人生の時間を切り売りして、自然の中で空を見上げて、美味しい空気を吸うという方が、よっぽど豊かな事のように思えてきます。
そして観光ポイントとしては、ここが最後の立ち寄りです。
そして帰路に向かうべく北上します。
![]()
少し走って昼食休憩です。
![]()
![]()
![]()
旅館 浜の家
![]()
このお店はラブライブというコミックを推しているようです。
![]()
店内もラブライブ推しが強めです。
![]()
![]()
活きアジ、刺身定食
![]()
これが日本一周最後の食事となります。
食事を終えて、いよいよゴール地点の道の駅富士川に向かいます。
![]()
ここから100キロです。
静岡から北上して山梨へ向かっていると
日本最高峰、富士山が綺麗に出現しました。
![]()
![]()
最後は富士山が、私の旅の終わりを祝福してくれている様でした。
そして最後の給油です。
![]()
![]()
給油を終えて出発します。
2時間ほど走ってゴールまで無事に来る事が出来ました。
![]()
![]()
山梨県 道の駅富士川
![]()
この日本一周看板に終了の字を入れます。
![]()
私の日本一周は94日目で完了しました。
思えば日本一周初日の7月15日に、ここに来ました。
現在10月16日です。もう3ヶ月が過ぎています。
真夏の梅雨の真っただ中に出発して、もう秋になりました。
ゴールの感傷に浸りたいところですが、私はここから埼玉まで帰らなければなりません。
その距離、約130キロで3時間はかかります。
気温も下がってきているので、帰路へと出発です。
![]()
そして真っ暗の中、久しぶりに埼玉の家に帰ってきました。
![]()
日本一周最終日の走行距離はなんと385キロ
そしてゴール時のオドメーターです。
![]()
【 22546km 】
そしてこれが出発時のオドメーターです。
![]()
開始距離 【 8887km 】
22546 ー 8887 = 13659
総距離は 1万3千659キロとなりました。
3ヶ月で1万3千キロも走ったので、チェーンもダルダルにたるんでしまい
フロントフォークもへたってきて、赤信号でブレーキして停車する時は、ハンドルが沈み込むようになりました。
後でしっかりと整備する必要が有ります。
そしてもう野営場の心配もありません。
思えば最後の最後まであまり息つく暇もなく、駆け抜けて日本一周の旅を終える事が出来ました。
3ヶ月も旅をしていると、もう旅が日常になってしまっていて
帰ってきた日は、家で普通にお風呂に入れたり、ガスで料理を作ったり、布団で眠れる事の方が違和感がありました。
正直な感想は、バイクのテント泊を主にする日本一周は、結構しんどいです。
また初めのプラン作りで、当初は2カ月でのゴールを予定していたので、埼玉から南側を先に回って、最後に東北、北海道を回るルート作りは失敗でした。
![]()
予定がずれ込んだとはいえ、9月中旬の北海道は寒かったです。
先に東北、北海道を回ってから最後に九州、沖縄を回った方が遥かに良かったと思いました。
また旅を終えた今は、毎日の寝床の心配をしなくて済むという安心感と共に、来る日も来る日も初めて見る景色の、刺激的な日常が終わってしまったという虚しさが混じった、なんとも不思議な感覚に襲われました。
欲を言えば、もっとのんびりと日本を回れたら、また違った旅になったように思います。
しかし資金や時間等は、普通は誰でも限りがあるので、自分の人生の中で日本一周をやり遂げた事が満足です。
また今回日本一周をやってみて驚いたのが以外にも
多くの人が日本一周をしているという事でした。
当初は日本一周なんていうのは、変わった人しかやらないので
1年に5人位しかやっていないのかと思っていました。
ところがツイッターなどでバイクや自転車、四輪車、徒歩など、様々な形態で日本一周している人が居る事が分かりました。
SNSに公開しないで日本一周している人も居るので、日本一周者の集計は出来ないですが、恐らく年に50~100人位の日本一周者が居ると思われます。
つまり私が当初考えていた程、日本一周は特別ではなさそうです。
この記事を見ている方は恐らく、日本一周に興味がある人だと思います。
殆どの日本人はまとまった休暇が取れないので、日本一周はとても難しい事ですが、決して不可能ではないと思います。
日本一周では3カ月という時間、50万~100万円という資金が必要になってきます。(私は総額32万円で日本一周しました)
しかし私が知っている日本一周者の方々は、資金が無くなればその地でリゾートバイトをする等して、資金を稼ぎながら臨機応変に旅をしています。
3ヶ月という期間も、とても長く思えますが人生70年で見ると
270分の1にしかすぎません。
70年(840ヶ月) ÷ 270= 3.1ヶ月
また日本一周は必ずしも1回の旅で、スタートからゴールまでする必要はありません。
東北、北海道、関東、近畿、九州、沖縄とそれぞれ分割して回って日本一周を完結する事も、現実的な日本一周のスタイルと言えます。
詳しくはこちらにまとめました
▼
つまり工夫次第では、誰でも日本一周のチャンスは有ると思います。
あとは ‶ 日本一周にどれだけ価値を見出せるか ‶ という所だと思います。
▼ その辺りは日本一周を終えてから感じた事をまとめました。
バイク旅が好きな人なら、まずは北海道一周にチャレンジしてみる事をお勧めします。
その後チャンスが巡ってきたら、日本一周に挑んでみてはいかがでしょうか。
![]()
▼ 日本一周を終えてデータ集計しました。
▼ 関連記事はこちら