さて今日はトヨタ博物館に来ています。
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今日はトヨタ博物館を見ていきたいと思います。
世界で初めての量産車がこれです。
ヴェロ ドイツのベンツ社
1894年に発売されて一般人向けに販売された
世界初の自動車という事です。
エンジン1000cc
1.5馬力、後に3馬力に改良。
何と2段変速機構を持ち
最高速度21キロで走行できたという事です。
という訳で125年経った今の
市販車レベルで現在と比較してみます。
量産車という事で今回比較するのは
カワサキのH2です。
※H2Rは公道仕様では無い為、市販車比較という観点で外しています。
1000ccで231馬力(77倍)
最高速度340キロ(16倍)
市販車比較でも125年で、これだけ進化したという事でした。
それでは他の展示車両を見ていきましょう。
ド ディオン ブートン
1898年 フランス
空冷単気筒 240cc
1.74馬力
初期の自動車は屋根が無いようです。
それから屋根が付いて、雨天時も濡れない様になってきました。
フォードモデル40 1934年 アメリカ製
この頃には既に現在の自動車の原型が出来ている事が分ります。
トヨタ初の量産車が1936年に発売されたので、初期の自動車産業ではいかに日本が遅れていたかがわかります。
ちなみに日本初の市販車はトヨタでは無く
1925年に白揚社のオートモ号が市販車としては日本初となります。
オートモ号 1925年 日本初の市販された自動車
では引き続き展示車を見ていきます。
イスバノ・スイザK6 フランス
イギリス、ロールスロイス
ランチア、アストゥーラティーポ233Ⅽ
コード フロントドライブモデル812
ドラージュタイプD8-120 フランス
ジープ アメリカ
シボレーコルベット 1953年 アメリカ
やはりこういったデザインはアメリカならではです。
流線型のデザインが強烈な個性を出しています。
内装もオシャレ極まりないです。
ベンツ 300SLクーペ ドイツ
こちらは
キャデラック エルドラド ビアリッツ
1959年 アメリカ
なんという迫力のあるマスクでしょう。
古き良きアメリカを象徴した様なVIPカーです。
エンジンは水冷V型8気筒OHV6400cc
馬力は何と345馬力。
こんな自動車を作ってしまう所が、後に世界を支配する大国となったアメリカの底力を感じさせてくれます。
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