愛知県といえば、あの偉大な自動車メーカーである
"トヨタ"のお膝元です。
今日はトヨタ博物館へ行きます。
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連日の雨でテント内が常に湿気が充満して
快適とは言えない状態が続きます。
その為シャツや靴下は3足しか持って来ていないので
もうストックが有りません。
今日で田原市を去って、名古屋へ向かいます。
さて雨の降る中、出発になります。
やはりこういう時にエンジニアブーツは非常に頼りになります。
雨の中一日走っても、ウェルト部分の縫い目から雨が染み込んできますが、つま先以外は濡れる事は有りません。
さて出発します。
トヨタ博物館までは約83キロです。
出発してすぐに給油します。
給油を終えて走り始めます。
少し走ると雨が止んできました。
雨が止むと路面のグリップや、マンホール通過時のスリップの懸念も少なくなり、気分も上向いてきます。
2時間程走って到着しました。
トヨタ博物館
二輪用の駐輪場が有りました。
しかし流石に大型バイクの為に
車体が屋根からはみ出てしまいます。
さてこれからトヨタ博物館を見ていきます。
トヨタ初の量産型自動車
AA型乗用車 1936年に発売されました。
水冷6直列気筒エンジン
3400cc
65馬力
最高速 約110キロ
デザインはクライスラー社のデソート・エアフローに影響を受けて
エンジンはアメリカ製エンジンを模倣したものでした。
つまり戦前に作られたトヨタ製初の自動車は
デザインもエンジンも、アメリカ製の自動車をコピーした物でした。
つまりは先進国の仲間入りした日本も、昔は途上国と同じ手法で技術をコピーして自国生産していた訳です。
そしてこれが世界で初めての
ガソリンエンジン車という事です。
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1886年にベンツ社によって開発された
水冷4サイクル単気筒エンジン
1000cc
0.6~0.9馬力
最高速度15キロ
それから133年経った今の
現在は1000ccで最高性能を誇るのは
川崎重工のH2Rです。
エンジンは水冷4サイクル四気筒で
310馬力(ラムエア加圧時326馬力)
最高速は何と400キロ
133年経った今では、出力では
340倍までになりました。
技術革新の進歩の拡大を感じます。
向こう130年で同じ様に数値が上がるとしたら
310馬力×340倍=105400馬力
しかし初めてのガソリンエンジンのシステムでは、非常に非効率で燃焼していたので、それから130年の間に
ガソリンを効率的に燃焼させる技術が急激に発展しました。
しかし今はガソリンを既に理論空燃比に近い数値で燃焼していて、これ以上ガソリンを燃焼させる事で得られる出力を、飛躍的に上げる事は物理的に不可能に近いので
130年後には別のパワーソースで飛躍的に出力を上げるでしょう。
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