バイク マスターシリンダーオーバーホール 1 取外し編

実は前回

フロントのマスターシリンダーをオーバーホールしたのですが

その時はピストンカップダストブーツ等を交換していなかったので

 

今回はフロントもリヤも含めた

マスターシリンダー全てのゴム製パーツを交換します。

 

マスターシリンダーのオーバーホールは

特に決まった規定は有りません。

 

車検の時などの点検時に分解して

フルード漏れや劣化が確認出来れば交換します。

 

どうしてもゴム製品を使用しているので

走行距離に関わらずに

一般的には5~10年以上経過したものは

オーバーホールの提案される時期になります。

 

ちなみにマスターシリンダーオーバーホールとは

マスターシリンダー内ピストンカップ

 

それとダストブーツ

シールリング

 

またダイヤフラム等を劣化していれば交換します。

ダイヤフラムの役割は防水パッキンですが

それ以外にも重要な役割が有ります。

 

それはブレーキパッドが減ってくると

減った分だけリザーバータンクのブレーキフルードが

減少します。

 

この原理はブレーキフルード自体が減る訳では無く

ブレーキパッドが減少すると

減少した分だけピストンがブレーキパッド側に

稼働域が移動するので

結果的にブレーキフルードが下がっていきます。

リザーバータンク内のブレーキフルードが減少して下がってくると

当然リザーバータンク内の空気の隙間が増えます。

そうなるとリザーバータンク内でのエアーが増えてしまいます。

 

ダイヤフラムは膨張性が有り

リザーバータンクのブレーキフルード液面にくっついて

フルードが減っても液面に追随して

フルード液面が直接空気の層に触れない為にする機構です。

 

別にダイヤフラムが無くても良いように思えますが

 

これが無いとタンク内のエアーが増えた時に

コーナーリング時等は液面も動いてしまうので

ブレーキした際にピストンが動く時に液面のすぐ上が空気層だと

その際にピストンが送り込むフルードに

エアーが混入してしまう事が有るからです。

 

またバイクが万が一転倒した時も

リザーバータンク内のエアーが多い時は

液面が大きく動いてしまうのでエアーが混入してしまいます。

 

なのでこの部品は普段特に気にする事が無いですが

結構重要なパーツではあります。

 

 

またその他にも状況によってピストンも劣化していれば交換します。

 

と言う訳で早速マスターシリンダーオーバーホールの

作業に入って行きます。

 

まずフロントのブレーキフルードを抜きます。

いつものエア抜きセットです。

ホース&ワンウェイバルブと容器。

フロントブレーキフルードを抜いて

リヤのフルードも抜きました。

 

これで前後のブレーキフルードが抜けました。

 

次にフロントのマスターシリンダーを取り外します。

ハンドルバーの固定ナットを外して

次にブレーキランプのスイッチ機構を外します。

 

これでフロントのマスターシリンダーが外れました。

一応ブレーキホースにゴミや雨水が入らない様に

簡単に保護します。

 

次にリヤのマスターシリンダーを外します。

 

リザーバータンクののステーを外します。

マスターシリンダーの取り付けボルトを外します。

ブレーキホースを外します。

 

ブレーキペダルの固定ボルトを外して

リヤマスターシリンダーが外れました。

それではリヤマスターとフットペダルをジョイントしている

割りピンを外します。

このピンの先をペンチ等で真っすぐに伸ばして

頭を掴んで引き抜きます。

これで外れます。

これで前後のマスターシリンダーが取り外し出来ました。

 

フロントマスターシリンダー

 

リヤマスターシリンダー

では早速フロントマスターシリンダーから

オーバーホールを始めます。

 

続きはこちらです。

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