2019年の4月に発売されたNGKから発売された
バイク専用の高性能MotoDXプラグ
D-SHAPE外側電極と、中心電極にはルテニウムを配合して
イリジウムプラグを超える燃焼性能が有るという事です。
燃費性能も向上しました。
MotoDXプラグの最大の進化は
なんと従来のイリジウムプラグの2倍の耐久性能を実現した事です。
ちょっとした革命ともいえる程の、性能を持ったプラグです。
しかし発売当初から設定対応車種が少なく、せっかくの高性能プラグの恩恵を受けられるのは、一握りのバイクだけでした。
それが今年に入ってから、対応車種が急拡大して
殆どのバイクに使用できるようになりました。
我がバルカンS、KSR110も対応しています。
▼ バルカンS用 MotoDXプラグ
▼ KSR110用 MotoDXプラグ
このMotoDXプラグの恩恵を最も受けるのは4気筒車です。
4気筒車はプラグの使用本数が多く、交換サイクルが半分になるという事は、メンテナンスコストを大幅に削減する事が出来ます。
また特に小排気量4気筒車は、高回転域を多用する事が多いのでプラグ寿命が短いです。
最新設計のMotoDXプラグは、従来のイリジウムプラグよりは高価ですが、2倍の耐久性を考えると、メンテナンスコストは格段に安くなります。
実際の価格は
イリジウムプラグが900円程度
MotoDXプラグが1200円程度
とその差は約4割程度です。
しかし耐久性が2倍ですから、利用価値は大きいです。
しかも車種によってはプラグ交換の際に、タンクを外さないと交換できない設定のバイクは、工賃もその分高くなるので
交換サイクルが伸びる事で、全体的にメンテンナンスコストを下げる事が出来ます。
ちなみに最も売れ線のニンジャ250やレブル250に対応したMotoDXプラグの設定は、まだありませんでした。
ただNGKも今後ラインナップをさらに拡充するものと思われます。
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