私の愛用している
レッドウィングのエンジニアブーツです。
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やはりクルーザーには
エンジニアブーツが良く似合います。
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▼ エンジニアブーツのレビューはこちら
エンジニアブーツは、つま先に鉄製カップが内蔵されていて
(※モデルによってはスチールカップレスモデルも有り)
極厚レザーで覆われているので
絶対の安心感が有ります。
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しかしエンジニアブーツには難点があります。
まず1点目は
靴紐などの足と靴をフィットさせる機構が無い事
その為、エンジニアブーツは足とのフィット感が甘く
ルーズな履き味のブーツです。
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その為遠歩きには向きません。
そして2点目は
脱ぎ履きが大変。
これも靴紐などのフィット機構が無い為に
脱ぐ時に靴を緩める構造が有りません。
なので履く時はまだ、重力の法則で体重をかけて
足を靴に入れるだけで履く事が出来ますが
脱ぐ時が大変なのです。
エンジニアブーツの脱ぎ方はただ単に
ブーツを足から引っ張るだけです。
これが中々脱げないのです。
そして私はこの問題を解決すべく
エンジニアブーツをファスナー仕様に
カスタムする事にしました。
兵庫県に在るブーツ等の加工ができる
工房を見つけたので、今回は外注して
エンジニアブーツをファスナー仕様にします。
そしてブーツを加工屋さんへ送って
1週間程でエンジニアブーツが、ファスナー仕様にカスタムされて帰ってきました。
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加工屋さんが気を使ってくれて、エンジニアブーツの本来のデザインを崩さない様に
ファスナー部分の外側に、レザーを覆う様に加工してくれました。
これでエンジニアブーツ本来のデザインを残しつつ
ファスナー部分がもろに露出しないので、防水性も有る程度維持できます。
( 加工屋さんに感謝 )
これで履き口を、ファスナーで大きく開く事が出来ます。
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ファスナーは任意に選べたので
強度の高い金属製ファスナーのブラック仕様にしました。
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しかもこのファスナーにはストッパー機能が有り
なんと畳んでおけば、ファスナーが下がって開いて来る事は有りません。
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ファスナーのストッパー機能って
リーバイスのジーンズとかに、普通に採用されているんですよね、今回調べて初めて知りました。
YKKって凄い。
内側もしっかりと二重構造にしてくれました。
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今回加工してくれた加工屋さんは
本当に素晴らしい技術を持っている職人さんです。
懸念していた防水性の低下も
抑えられそうです。
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これで気軽にエンジニアブーツを履けるので
これから出番が増えそうです。
ちなみにエンジニアブーツのファスナー化ですが
もちろんデメリットも有ります。
まず先程触れた様に、防水性が低下します。
元々1枚革で縫合されている物を
カットしてファスナーを入れるので
大雨の時などは、すぐに雨水が入って来る事は無いですが
長時間雨にさらされると、ファスナーから水分が染みてきてしまいます。
ただ今回の様に内側に当て革を貼るので
すぐに靴下が濡れる事は無いです。
それでも長時間の雨天走行では、状況によっては雨水が浸透してくることも考えられます。
ただレインパンツの裾をしっかりとブーツの外側に出していれば
ファスナーの最下部よりも
レインパンツの裾の方が下に来るので、大きな心配はありません。
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という訳で
エンジニアブーツのファスナーカスタムでした。
ちなみに今回かかった費用は
12000円位でした。
エンジニアブーツが48000円
加工費用が12000円
合計6万円!
かなりの費用が掛かってしまいました。
しかし、レッドウィングのエンジニアは
本格ブーツのど真ん中に位置していて
10年、場合によっては20年と、末永く履く事が出来ます。
長い目で見るとコスパは良いブーツです。
脱ぎ履きで苦労してエンジニアブーツの出番が減っている方は、思い切ってファスナー仕様にカスタムしてみるのも
良いかもしれません。
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