それでは錆を取って塗装を施したホイールに
新しいタイヤを組み込みます。
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ちなみに今回交換するリアタイヤは
ミシュランのシティグリップです。
注文すると在庫が無いらしく
2週間程待ってやっとの事で到着しました。
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▼純正のダンロップタイヤと比較した記事はこちら
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まずタイヤのビード部にビードワックスを塗ります。
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ヌリヌリ……。
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傷防止の為にゴム製のアイテムを利用しました。
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タイヤを組みます。
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タイヤを組み込みました。
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次にフロントタイヤも組み込みます。
ちなみにフロントタイヤはまだ五部山なので
再使用します。
と……ここで問題発生。
どうやっても空気が入りません。
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これはつまりビードが上がらないからです。
タイヤレバーで無理にビードを引っ張って
タイヤを組み込んだので
ビードが歪んでしまいエアーがうまく入らないのです。
行きつけのスタンドに行って
エアタンク式の空気入れを使ってもビードが上がらず
仕方なく整備工場に持ち込んで頼みました。
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タイヤ一本500円位でやってくれました。
そしてやっとビードが上がりました。
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タイヤワックスを使って綺麗にしました。
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最後にタイヤマーカーを使って
お化粧しました。
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ミシュラン君が頼もしく見えます。
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フロントタイヤもワックスで綺麗にしました。
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こちらもタイヤマーカーでお化粧します。
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これでリアタイヤ交換、フロントタイヤ組みなおし
ホイールの錆取り&塗装
エアバルブ交換が終了しました。
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これで安心して車体にタイヤを組み込めます。
それではタイヤを車体に組み込みます。
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ちなみにホイールを外したら
必要に応じてハブベアリングの古いグリスを除去洗浄して
新しいリチウムグリス等を塗布した方が良いです。
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リチウムグリスは万能グリスで
殆ど全ての稼働部分に使う事が出来ます。
またハブベアリングの様な
強い円滑能力を要する箇所には
556の様な液体性の円滑材は使ってはいけません。
液体性の円滑材は浸透性は高いのですが
定着性が低く、すぐに流出してしまうからです。
ではタイヤを組み込みます。
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まずはリアタイヤから組みます。
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次にフロントタイヤを組みます。
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タイヤにハブボルトを通して
ハブナットで仮止めしてドライブチェーンの調整をします。
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ハブボルトを本締めします。
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ハブナットの本締めの時は必ず
メガネレンチを使用しましょう。
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スパナ等を使うと締め付けトルクに耐えられず
ナットの角を舐めてしまうからです。
そして緩み止めのピンをしっかりと固定します。
やり方はピンの先の方を
ハブナットとハブボルトの穴に入れて
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二つの足を逆方向に広げるだけです。
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作業にはペンチが適しています。
リアタイヤ。
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フロントタイヤ。
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無事タイヤ交換が完了しました。
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自分で初めてタイヤを手組で交換した訳ですが
正直想像以上に大変でした。
またダンロップ製のタイヤはビード部の強度が高く
問題無く組み換えできたのですが
ミシュラン製のタイヤはビード部が薄く柔らかいので
タイヤを組み入れている時にタイヤレバーで
ビード部を傷つけてしまい
組み付け後にビード部のエア漏れが発覚して
新品のタイヤを一本駄目にしてしまいました。
これは今まで様々な整備を自分で行ってきた私の
整備経験の中でも最悪の失敗例でした。
その経験から思ったのは
バイクのタイヤ交換は自分で行うより
バイクの車体からホイールを外して
タイヤが付いたホイールごとショップに持って行って
タイヤを組み替えてもらった方が効率がいいです。
殆どのショップはタイヤをそこで購入すれば
工賃は1000円位でやってくれます。
実際私もリアタイヤに関しては
ショップで頼んで替えてもらいました。
ただ経験として一度は自分でタイヤを手組でするのは
良い経験だと思います。
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