KSR 自分でタイヤ交換 3 組付け偏

それでは錆を取って塗装を施したホイールに

新しいタイヤを組み込みます。

 

前回の記事はこちら

 

ちなみに今回交換するリアタイヤは

ミシュランのシティグリップです。

 

注文すると在庫が無いらしく

2週間程待ってやっとの事で到着しました。

▼純正のダンロップタイヤと比較した記事はこちら

純正タイヤとミシュランタイヤを比較

まずタイヤのビード部にビードワックスを塗ります。

ヌリヌリ……。

傷防止の為にゴム製のアイテムを利用しました。

タイヤを組みます。

 

 

タイヤを組み込みました。

 

 

次にフロントタイヤも組み込みます。

 

ちなみにフロントタイヤはまだ五部山なので

再使用します。

 

と……ここで問題発生。

どうやっても空気が入りません。

これはつまりビードが上がらないからです。

 

タイヤレバーで無理にビードを引っ張って

タイヤを組み込んだので

ビードが歪んでしまいエアーがうまく入らないのです。

 

行きつけのスタンドに行って

エアタンク式の空気入れを使ってもビードが上がらず

 

仕方なく整備工場に持ち込んで頼みました。

タイヤ一本500円位でやってくれました。

 

そしてやっとビードが上がりました。

タイヤワックスを使って綺麗にしました。

タイヤワックスの記事はこちら

最後にタイヤマーカーを使って

お化粧しました。

タイヤマーカーの記事はこちら

 

ミシュラン君が頼もしく見えます。

 

フロントタイヤもワックスで綺麗にしました。

こちらもタイヤマーカーでお化粧します。

これでリアタイヤ交換、フロントタイヤ組みなおし

ホイールの錆取り&塗装

エアバルブ交換が終了しました。

これで安心して車体にタイヤを組み込めます。

それではタイヤを車体に組み込みます。

 

ちなみにホイールを外したら

必要に応じてハブベアリングの古いグリスを除去洗浄して

新しいリチウムグリス等を塗布した方が良いです。

 

リチウムグリスは万能グリスで

殆ど全ての稼働部分に使う事が出来ます。

 

またハブベアリングの様な

強い円滑能力を要する箇所には

556の様な液体性の円滑材は使ってはいけません。

 

液体性の円滑材は浸透性は高いのですが

定着性が低く、すぐに流出してしまうからです。

 

ではタイヤを組み込みます。

 

まずはリアタイヤから組みます。

次にフロントタイヤを組みます。

タイヤにハブボルトを通して

ハブナットで仮止めしてドライブチェーンの調整をします。

ハブボルトを本締めします。

ハブナットの本締めの時は必ず

メガネレンチを使用しましょう。

スパナ等を使うと締め付けトルクに耐えられず

ナットの角を舐めてしまうからです。

 

そして緩み止めのピンをしっかりと固定します。

やり方はピンの先の方を

ハブナットとハブボルトの穴に入れて

二つの足を逆方向に広げるだけです。

作業にはペンチが適しています。

 

リアタイヤ。

フロントタイヤ。

無事タイヤ交換が完了しました。

 

自分で初めてタイヤを手組で交換した訳ですが

正直想像以上に大変でした。

 

またダンロップ製のタイヤはビード部の強度が高く

問題無く組み換えできたのですが

 

ミシュラン製のタイヤはビード部が薄く柔らかいので

タイヤを組み入れている時にタイヤレバーで

ビード部を傷つけてしまい

 

組み付け後にビード部のエア漏れが発覚して

新品のタイヤを一本駄目にしてしまいました。

 

これは今まで様々な整備を自分で行ってきた私の

整備経験の中でも最悪の失敗例でした。

 

その経験から思ったのは

バイクのタイヤ交換は自分で行うより

 

バイクの車体からホイールを外して

タイヤが付いたホイールごとショップに持って行って

タイヤを組み替えてもらった方が効率がいいです。

 

殆どのショップはタイヤをそこで購入すれば

工賃は1000円位でやってくれます。

 

実際私もリアタイヤに関しては

ショップで頼んで替えてもらいました。

 

ただ経験として一度は自分でタイヤを手組でするのは

良い経験だと思います。

 

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